配信者・はんじょうさんが4月23日、過去に関与していたとされる情報商材ビジネスについて、謝罪と経緯説明を自身のXで発表した。
はんじょうさんを巡っては、SNS上で拡散されたポストをきっかけに、過去に情報商材やネズミ講に関与していたのではないかという疑惑が浮上していた。
はんじょうさんは「当時はビジネススキームに対する理解が十分でないまま活動していた」と釈明。現在は一切の関係を持っていないと明言した上で、当面の活動自粛を発表した。
『スプラトゥーン』実況で人気を集めた配信者・はんじょう
はんじょうさんは1996年生まれ、東京都出身の配信者。2018年からはYouTuber事務所・UUUMに所属している。
『スプラトゥーン』実況で注目を集め、その後『Apex Legends』や『VALORANT』などでも活動の幅を広げてきた。
明るく親しみやすいキャラクターと、カードショップの経営などビジネス面での顔も持ち合わせる。配信プラットフォームとしては現在Twitchを中心に活躍しており、フォロワー数は35万人を超えている。
情報商材ビジネスへの関与を認めつつ「2016年以前に脱退」と説明
声明の中ではんじょうさんは、大学在学中に知人の紹介で情報商材系の団体に所属していたことを認め、「今振り返ると軽率な判断であった」と反省する姿勢を示した。
SNSで拡散された写真は、その団体に所属していた当時撮影されたものだという。また、その団体からは2016年以前に脱退しており、以降は一切の関係を持っていないと明言した。
UUUMとの契約内容にも言及 活動自粛し信頼回復を目指す
はんじょうさんは、現在所属するUUUMとの契約においても、反社会的勢力との関係排除に関する条項を含む契約を締結し、コンプライアンス審査を受けた上で活動を行ってきた説明。
SNS上で指摘されている団体の一部関係者と反社会的勢力との関連性については、「所属していた当時の私にはそのような認識はありません」と釈明した。
最後に、「私の未熟さが招いた結果」として責任を受け止めた上で、「信頼を一日でも早く取り戻せるよう」にと、活動を自粛する意向を表明している。