ポケモンの⽣態をアカデミックに解き明かす、初の公式⽣態図鑑『ポケモン生態図鑑』が、6月18日(水)に小学館から刊行される。
本書でポケモンの生態を解説するのは、農学の博士を持ち、現在は株式会社ポケモンに勤める米原善成さん。
食事や睡眠などからポケモンを観察/分析した。定価は1430円(税込)。書店、Amazon等で予約を受け付けている。また、4月21日には本書のティザーサイトも公開された。
『ポケモン生態図鑑』ティザーサイトのトップページ
体の特徴、食事、睡眠などからポケモンを観察・分析
今や1000種類以上が登場しているポケモンは、いったいどのように生活するのか?
体の特徴、食事、睡眠、他種とのつながり、移動能力など、様々な見地からポケモンを観察し分析したのが『ポケモン生態図鑑』だ。
ゲーム「ポケットモンスター」シリーズなどで主人公に与えられるポケモン図鑑を読み解き、ポケモンごとの違い、共通点、法則などに注目して、わかりやすく解説していく。
解説&イラスト担当者は動物の生態を研究する農学博士
『ポケモン生態図鑑』では生態にフォーカスを当てるにあたり、特徴や違いをわかりやすくするため、収録するポケモンのイラストはフルカラーで描き下ろしている。
イラストは、多くの動物生態本のイラストを手がけてきた、きのしたちひろさんが担当した。
解説役の米原善成さんときのしたちひろさんは共に、東京大学大学院・農学生命科学研究科で、動物の行動や生態を研究して博士(農学)を取得した人物。2人の博士がアカデミックな視点で紐解くポケモンの生態とは、一体どのようなものなのだろうか。
なお、睡眠に関して言えば、睡眠/ゲームアプリ「ポケモンスリープ」で、ポケモンそれぞれの寝相や睡眠の特徴が解説されている。
あるいはTVアニメシリーズでも、様々なポケモンたちの生態が描かれてきた。そうした既知の情報と、本書に記される分析結果とを見比べてみるのも楽しいかもしれない。