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概要
この記事は、HSS型HSPの著者であるあじゃすてぃが、自身の10回の転職経験を通じて「転職ぐるぐる」状態から抜け出すためのキャリア選択の方法と習慣を紹介しています。特に、選択肢としての転職を見直し、感情を整理する重要性を訴えています。
要約
- 転職の理由を見直す: 転職したい理由ではなく、転職で期待することを問い直すことが重要。
- 感情を言語化する: モヤモヤを書き出し、具体的な不満を整理することで思考をクリアにできる。
- 転職は選択肢の一つ: 転職を最後の手段とせず、他の解決策(業務の進め方の変更や社内異動など)も考慮する。
- 小さな実験をする: 現在の職場でやりたいことを小規模で試し、転職が本当に必要か判断する。
- ぐるぐるは悪くない: 迷う気持ちはより良く生きたいという欲求の表れ。焦らず、一つずつ整理していけば出口は見える。
この記事には多くの共感の声をいただき、
「自分だけじゃなかった」「ちょっと楽になれた」という感想も届きました。
でも、こんな声もあったんです。
「じゃあ、その“整えた状態”でどうやってキャリアの選択をしていけばいいの?」
確かにそうなんです。
ぐるぐるを整えることはできても、「どう進むか」までは書ききれていませんでした。
そこで今回は──
HSS型HSPの私が「ぐるぐる思考」から抜け出し、納得できるキャリアの選び方にたどり着くまでをまとめてみました。
「正解を探す」ではなく、「自分で納得できる選択」を重ねていく。
そのための「考え方」や「習慣」を、具体的にご紹介していきます。
🔄転職10回の私が辿り着いた──「ぐるぐる思考」から抜ける3つの視点
「また転職したいかも…」「でも、どうせまた同じことの繰り返しじゃないか…」
「やりたいことが分からない…」
そんな思考が頭の中をぐるぐる回って、動けなくなる。
私自身も10回の転職を繰り返してきたので、その感覚は痛いほどわかります。
でも、ある時ふと気づいたんです。
この“ぐるぐる”には、ちゃんと理由があると。
◆ ぐるぐるの正体は「未処理の思考と感情」
転職を考えるとき、人はこうした矛盾した感情を抱きがちです。
-
「もっとやりがいのある仕事をしたい」けど…
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「今より悪くなったらどうしよう」
-
「やりたいことを見つけたい」けど…
-
「見つからなかったら、また迷走するだけかも」
この“感情のねじれ”を整理しないまま、求人を見たりエージェントに登録したりしてしまうと、ますます迷いが深まっていきます。
私の場合、「今の場所ではダメだ」という気持ちが強いほど、その“出口”として転職を選んでしまい、肝心の「何が本当の課題なのか」を見つめていませんでした。
◆ 見直すべきは、「転職したい理由」ではなく、「転職に期待していること」
ここで一度、問いを変えてみましょう。
「なぜ転職したいのか?」ではなく、
「転職で何が満たされると信じているのか?」
たとえば、
-
「今の上司が苦手」→ 転職しても、別の上司がまたストレスかも
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「やりたい仕事ができない」→ 自分の“やりたいこと”の解像度はどれくらい?
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「収入を上げたい」→ その希望は転職だけが手段なのか?
ここにちゃんと向き合わずに転職を繰り返すと、“刺激”は得られても“解決”には至らないままです。
◆ ぐるぐるを止める「3つの視点」
1“転職”を「選択肢の1つ」に戻す
「もう転職しかない」と思った瞬間、視野が狭くなります。
だからこそ、「環境を変える」以外の可能性も考えてみる。
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業務の進め方を変える
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社内で異動を検討する
-
副業や学びで“外の世界”をつくる
転職は“逃げ道”でも“最終手段”でもなく、いくつかある選択肢のひとつ。その前提に立てるだけでも、少し冷静になれます。
2“感情”を「言語化」する
「なんかモヤモヤする」「このままでいいのか…」といった感情は、抽象的なままだと脳内をずっと占領し続けます。これを止める方法はひとつ。
➡ すべて書き出すこと。
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何に不満を感じているのか
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どんな時に「もう辞めたい」と思うのか
-
自分が理想とする働き方・環境とは?
ぐるぐるは「言語化できていない不安」が燃料です。
一度ぜんぶ書き出すと、思っていたより単純な“引っかかり”だったと気づくことも多いのです。
3「今の職場で小さく実験」してみる
「こんな仕事やってみたい」「あんな役割を担ってみたい」と思ったとき、
それを転職後の“理想の環境”でやろうとするから、話が大きくなりすぎて動けないんです。
だったら逆に、
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会社の資料作りを自分なりに工夫してみる
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後輩のフォローを通じて“教える力”を試してみる
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小さな提案を上司に出してみる
など、「今の場所」でできる“小さな実験”を試してみること。
意外と、転職しなくても満たされる欲求があることに気づくかもしれません。
逆に、試してみて「やっぱり無理」と確信できれば、転職も納得感のある選択になります。
📌さいごに:ぐるぐるは、悪いことじゃない
ぐるぐるしているとき、人は「自分はダメだ」と思いがちです。
でも、それだけ“よりよく生きたい”という気持ちが強い証拠でもあります。
大切なのは、そのエネルギーをどう整え、どう使うか。
“転職したい”という欲求は、
本当は「もっと自分らしく働きたい」「ちゃんと報われたい」という願いの裏返しです。
焦らなくていい。
ひとつずつ整理していけば、ちゃんとその出口は見えてきます。
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