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概要
この記事では、転職を繰り返すことが出会いのキャパシティに影響を及ぼし、その結果として人間関係が複雑化している著者の思いを綴っています。著者は人見知りでありながらも、経理職として必要なコミュニケーションをこなしている中で、転職によって出会う人々の数が増えることの負担について考察しています。
要約の箇条書き
- 著者は自称人見知りだが、外見上は人見知りには見えず、転職を繰り返している。
- 経営者を目指す人が集まる会に参加することで、多様な価値観に触れたいと考えている。
- 人との交流は好ましいが、長時間は疲れるというジレンマがある。
- 転職によって人間関係が一新され、多くの人と出会うことになるが、そのコストも存在する。
- 親密に付き合える人数は一般的に6人とされ、著者はそれに満たない状況。
- 短期間で多くの人と出会うことで、精神的な圧迫感を感じている。
- 環境の急激な変化や新たな人間関係の構築には注意が必要で、多様な出会いは現会社内でも可能であると提案。
- まとめとして、無理に転職や新しい出会いを求めるのではなく、現在の環境で新しい視野を見出すことを勧めている。
私は「自称人見知り」ではあるのだが、世間からは全く思われておらず、「そもそも人見知りはジョブホップしないやろ」とか色々矛盾点を抱えて生きている。 そんな中、先日久しぶりに同じ大学の同級生に会った結果、老後のことを考えるのと、人生の幅を増やすために「経営者を目指す人が集まる会」のようなものに参加しているとか、もう少し様々な価値観に触れたいということを話していた。
確かに20代後半ぐらいの時に異業種交流会やらなんやら(流行りました?)に参加せい、とかミク〇ィなどが全盛期を迎えていた頃に少し人に会おうとしたことがあるが、なんか「こういうことしている場合じゃない」とか思ったり、結局は続けることも無く。
ただ、根本的に人と会ったり話をしたりするのは嫌いではなく(ずっとは疲れてしまうが)そもそも経理という仕事は人と話をすることが億劫であれば成り立たない。経理のイメージとしては机に齧りつき、電卓かそろばん(今日び少ないと思うが)を叩いているイメージがあるかもしれないが、基本的には現業を進めてくれている人に実態の話を聞いたり、偉い人に数値を説明したりと、会話がメインになっている仕事(業種によるが)ではあるので、口下手では成り立たない。私は外部の人に説明するよりかは内部の人に共通の意識を持たせるという仕事ではあるので、特に話はしないといけない。
そこが「新しい人に会おうとしない自分」に直結しているのかな、と考えていた。もう少し掘り下げていくと、結局は自分の考え方における人生の出会いの要領のマックスキャパティに近づいて来たのかもしれないと勝手に結論付けた。転職のデメリット?とも言えるかもしれない。少し深堀して説明してみる。
まず、客観的に人間は確か親密に付き合える人間は6人だが何だかだと聞いたことがある。ちなみに私はほぼいない。なので、別にキャパシティがある埋まっている訳でもない。 ただ、転職をすると、前の会社でお世話になった人で少し残る人がいる。もちろん、薄れていく人もいる。そして今がある。
転職をすると、人間関係は一部を除いて総入れ替えになり、また親密な人間関係も一部残って増えていく。それを繰り返していくと単純に人生で出逢わなかったはずの多くの人に出逢うことなり、キャパシティがいっぱいになっていく。
特に人間関係を重視するような会社に行くと、人と人との関係で仕事が成立っていることもあり(仕組みではなく、人間で動かしているような会社)、一気に自分のキャパシティがフルになる。なんとなくこれが今の私の状態であるように思う。
人間には気にすべき人間の限界値のようなものがあり、転職は一気にその数値に近づけるべく、上げて来る。更に海外に行くと人間関係は更に濃密になり(出向者同士の付き合いなどもあり、それが良い部分でもあるが)、私は短期間で出逢いが多くあり過ぎて、最近、脳みそが新しい登場人物でパンパンになってきているのを感じる。
そういう部分もあるので、あまり唐突な人間関係の変化などを短期間で繰り返すことは色々と変化が大きいのであまりおススメしない部分ではある。もちろん、定期的に新しい人に出逢ったりすることは何も問題がないし、そうあるべきであると思う。そこをコントロールできるのであれば、尚負担にはならない。ただ、転職はそれが少し制御不可能な部分と量が多い部分もあるので、少しの刺激が欲しい場合には、転職など劇的な環境の変化は控えた方がいいように思う。
本来、特に大企業では働いているだけで視野を伸ばせば新しい出逢いは転がっている。同じ会社でも全く知らない人が結構いるはずなので。何か新しいものに触れたい場合、転職ではなく、同じ会社の中で活動範囲を拡げるというのも楽しいかもしれない。
良い、出逢いを。
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