サンワサプライは、踏んでも断線しにくい高耐久設計を採用した光ファイバHDMIケーブル「KM-HD20-UFBA」シリーズを発売した。このケーブルは内部にスパイラル形状のステンレスガードを内蔵しており、過酷な環境下での使用に最適と謳う。ケーブル長は10m/20m/30m/50mを用意し、直販価格は順に3万5,780円、4万3,780円、5万980円、6万6,080円。
人が頻繁に行き来する講演会場や作業場、または常に圧力が加わる狭い場所での配線に効果を発揮するという。また、ケーブルをかじるネズミ対策としても役立つとしている。 両端には防水カバーが付属しており、未使用時には水や衝撃からコネクタ部を保護する。
ケーブル構造
ケーブルには方向性があり、モニター側のコネクタには「Display」と印字されている。この一方向タイプの設計により、信号が安定したまま伝送され、映像品質を維持できるという。
解像度は8K/60Hz、5K/60Hz、4K/120Hzなどに対応し、最大48Gbpsの帯域を実現する。Ultra High Speed準拠やHDR対応だが、HDMI認証は取得していない。
HECによる100Mbpsのイーサネット通信にも対応しているほか、オーディオリターンチャンネル、マルチチャンネルサラウンドやHDCP 2.2などもサポートしている。
ケーブル外径は5.8mm、重量は約650g(10mの場合)、曲げ半径は約58mm以上。
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