パブリッシャーのScarecrow Artsは4月11日、サンドボックスゲーム『waxweaver』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は無料で配信されている作品で、さっそく高いユーザー評価を獲得しているようだ。

『waxweaver』は、四角い惑星を舞台にした2Dサンドボックスゲーム。かの大ヒットサンドボックスゲーム『Terraria(テラリア)』をよりライトに楽しめるような作品だ。本作の一番の特徴は、世界までもが四角いこと。すなわちマップの端に到達すると重力の向きが切り替わり、側面に立つことができるという独特の仕組みとなっている。もちろん惑星の裏側にも到達可能だ。プレイヤーはこの世界で素材を集め、さまざまなアイテムをクラフトしながら生活し、数体のボスの撃破を目指す。ボリュームとしては、約6時間のプレイを想定しているという。

ワールドを作成すると、自動生成された惑星に降り立ってゲームがスタートする。ブロックに近づいた状態で左クリックを長押しすることでブロックを採取可能だ。本作ではツールが素材別に分かれておらず、つるはしが木・土・鉱石など大半の素材に対応している点も特徴。クラフト・サンドボックスゲームとしてさまざまな点で簡素化が図られている。

Eキーでインベントリを開くことで、クラフト可能なアイテムが表示される。このうちワークベンチを作成・配置すれば、その近くでインベントリを開くことでさらに多くのアイテムが作れるようになる。夜は真っ暗になるため、木材とWax(ろう)を1つずつ消費してクラフトできる松明も準備しておきたい。そうしてこの世界での生活を発展させていくのだ。

本作はもともとitch.ioにて公開されていた作品で、4月11日にSteam向けにも無料で配信開始となった。リリースからちょうど1週間が経った本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは70件中100%が好評とする高い評価を獲得している。先述した通り本作は『Terraria』に似通った部分も多く見られるが、同作と比べてシンプルで気軽に遊びやすいゲームプレイや、四角いマップによるユニークな重力ギミックなどがユーザーに人気のようだ。

開発を手がけるkaiakairosは、22歳のインディー開発者kaia氏による個人デベロッパー。昨年1年間を通して本作の開発に取り組んだとしており、同氏の過去作品の中でも特に力の入ったプロジェクトであるとのこと。ライトなゲームプレイが特徴ではあるものの、コンテンツの追加などを含め、今後どのようにアップデートされていくかにも注目だ。また現時点では日本語表示に対応していないため、ローカライズにも期待したい。

『waxweaver』はPC(Steam)向けに無料で配信中。itch.io向けにはユーザーが価格を決めるName your own price方式で配信中だ。

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