バンダイナムコエンターテインメントとクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは2025年5月14日から「パックマン」生誕45周年を記念したコラボを展開中だ。
コラボ期間中は,全国のクリスピー・クリーム・ドーナツ店舗でコラボドーナツ3種類と,ボックス2種を購入可能だ。
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「パックマン」生誕45周年の前日である本日(2025年5月21日),東京都のクリスピー・クリーム・ドーナツ 渋谷シネタワー店には,パックマンが1日店長として登場し,ファンを喜ばせていた。
本稿ではゲームの世界を体感できる同店の内装と合わせ,コラボについての情報をお伝えしよう。
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パックマンとのコラボが開催中の渋谷シネタワー店は「パックマン」にちなんだ内装になっている。
入り口の自動ドアにはゲーム画面を思わせる装飾が施され,パックマンとゴーストたちがドーナツの上で追いかけっこするフォトスポットや,昔懐かしいゲーム筐体風のテーブルなど,ポップで明るい「パックマン」の世界を堪能することが可能だ。
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同店のあちこちには,パックマン風にデザインされたドーナツのドット絵キャラクターも登場している。店内には6種類のドーナツたちが存在するという。ゲーム筐体風テーブルに座ってコラボドーナツを食べ,フォトスポットでの記念撮影を楽しみつつ,可愛いドーナツたちを探してみるのも楽しいだろう。
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この日は取材陣にコラボドーナツも振る舞われた。
「パックマン カスタード スプリングル」(テイクアウト410円 イートイン418円。以下,価格はすべて税込)は,黄色いカスタードクリームにゴーストの色をイメージしたカラフルなスプリングルが散りばめられ,ポップさと疾走感がある。
カスタードクリームの独特の甘みと柔らかな食感に,硬いスプリングルがアクセントとなり,見ても食べても楽しい一品である。なお,乗っているパックマンはモナカ製だ。
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「ゴースト チョコレート」(テイクアウト410円 イートイン418円)は,たっぷりかかったチョコレートの上にバニラ風味とカスタード風味のコーティングがされており,まるでゲーム画面のようだ。
ドーナツ生地にもチョコクリームが包まれており,チョコレート独特の甘みを存分に楽しめるのが嬉しい。
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コラボドーナツのトリを飾るのが「パワー ストロベリー」(テイクアウト388円 イートイン396円)だ。ボーナス点になる「フルーツターゲット」をイメージした品で,ストロベリークリーム入りの生地の全面にストロベリーアイシングがかかっており,その甘味はズンと来るボリューム感あるものだ。
疲れた頭も一発で目覚めそうで,ゲームや仕事をする明け方にパワー ストロベリーでブーストする,「頭のパワークッキー」という感じだ。
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そして限定ボックスは「パックマン ダズン ハーフ(6個)」(テイクアウト1825円 イートイン1859円)と,「パックマン ボックス(3個)」(テイクアウト1177円 イートイン1199円)の2種類が用意されている。
特に注目したいのが「パックマン ダズン ハーフ(6個)」のコラボデザインボックスで,ゲーム画面を模したデザインが嬉しい。
もともとアメリカ的な雰囲気を持つパックマンの画面とアメリカで創業したクリスピー・クリーム・ドーナツのロゴがマッチしており,友人宅へのお土産や自分用のコレクションに良さそうだ。
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1日店長のパックマンが現れると,通りがかった人々も「カワイイ」と足を止める。記念撮影にも応じており,さすがは世界のパックマンといったサービスぶりだ。
なお,渋谷シネタワー店では誕生日当日となる5月22日にもパックマンが登場し,来店した人に「特別なプレゼント」をしてくれるそうなので,ファンなら見逃せない。
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今回のコラボで印象的なのが,「パックマン」のデザインの良さと,これをドーナツで再現した手腕だ。
ゲームの黎明期ともいえる1980年に女性をターゲットとし,「食べる」ことをキーワードにポップなデザインとされたパックマンは45年を経ても変わらず可愛らしい。1日店長が登場した際も,明らかにリアルタイム世代ではない女性が大喜びしており,いかに優れたデザインであるかが分かるだろう。
45年前のコンセプトが今回新たなコラボに結びついているわけで,企画立案時に普遍的なテーマを追求することも大切といえる。
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そして,コラボドーナツではパックマンやゴーストといったキャラクターはモナカを使ってゲーム画面そのままのものとしつつ,パックマン カスタード スプリングルでは「動き」,ゴースト チョコレートではゲーム画面の「メイズ」をキーワードに,ドーナツの限られた面積で原作の雰囲気を再現しているのも面白い。この辺りは「パックマン」のゲーム性が明快であると同時に,ドット絵というシンボル的な手法が使われているのが大きいのかもしれない。
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細かい点でいえば,渋谷シネタワー店のテーブルにゲーム画面とレバー,ボタンのイラストがあしらわれているという解像度の高さも嬉しく感じられた。今やあまり目にしないテーブル型筐体だが,当時は喫茶店にも置かれており,サラリーマンがコーヒーと「パックマン」を楽しむ光景も見られた。コラボテーブルを見て懐かしいと思う人も多いのではないだろうか。
このコラボはワールドワイドで展開されており(関連リンク),コラボドーナツのデザインも各国で共通であるという。
なお,日本で食べられるコラボドーナツは「より日本のお客様になじみやすい味」になっているという。興味のある人はぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
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クリスピー・クリーム・ドーナツ公式サイト
パックマンシリーズ公式サイト
🧠 編集部の感想:
パックマンの誕生日を祝うコラボイベントがとても楽しそうです。ドーナツ店のデザインやメニューも「パックマン」らしさが表現されていて、ファンには嬉しい体験ですね。特に1日店長としてのパックマンが登場するというサプライズは、訪れる価値があります!
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