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概要
「ラストシーン」は是枝監督がiPhone16Proを使って撮影した28分の短編映画で、YouTubeで公開されています。フリーランスの動画制作を行う伊禮さんがこの映画を観た感想を記しています。
要約(箇条書き)
- 「ラストシーン」は是枝監督によるiPhone16Proでの短編映画。
- 映像のクオリティは高く、iPhoneで撮影したとは思えない美しい仕上がり。
- 撮影技術(4k、5倍ズーム、シネマティックモードなど)の進化を実感。
- 自主制作映画のカメラマンを予定しているが、SonyのFX30使用。
- 映画制作には多くのスタッフや機材が必要とされていることを再認識。
- iPhoneカメラを使う可能性はあるが、環境に応じた工夫が必要。
- 映画が示すのは、iPhoneでも質の高い映像が可能であること。
こんにちは。
沖縄市を拠点に動画制作やホームページ制作をしているフリーランスの伊禮(イレイ)です。
ちょっと前から話題になっている『ラストシーン』を視聴しました。
『ラストシーン』は是枝監督がiPhone16Proを使って撮影し、YouTubeで公開されている約28分の短編映画です。
iPhoneでも綺麗な作品できるじゃん!
「これ、iPhoneで撮りました」なんて言われなければ気づかないと思います。僕は気づきませんw
同じiPhoneのはずなのに、僕が日常で撮影している映像とは違う綺麗な色味。綺麗どころか映画のような雰囲気も感じます。
被写体が近い距離でのボケももちろん、ズーム機能を使ったシーンも違和感ないです。
iPhoneで4k撮影、5倍ズーム、スローモーションが手軽にできるのは知っていたけど、シネマティックモードもあるなんて!
動きが激しいシーンではアクションモードの手ぶれ補正もある。マジですごい時代ですね。
自主制作映画での使用は限定的であれば可能かも
来月から自主制作映画のカメラマンをしますが、そこではSonyのFX30を使用予定です。
この映画を見ると「俺もiPhoneでサクッといけそう」と思いがちですが、メイキングシーンを見るととんでもない!
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映画並みにちゃんとスタッフ(音声や照明など)配置している
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ただの手持ち撮影ではなく機材もりもり使用
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スライダーとかも使っている
これはiPhoneでサクッと撮っているのではなく、映画制作のカメラがiPhoneになっただけ!これ勘違いしたらまったく別物になっちゃいますね。
とはいえ、2カメや3カメが必要なシーン(音声はメインで収録)や、カメラが入り込めないシーンなど、限定的な使用ならアリだと思います。
自主制作だとスタッフを確保できないので、そういう使い方を身につける必要があります。
まるっきり真似はできないけど、可能性を明示してくれたので、この映画はめちゃくちゃ有益な資料です。
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