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概要
この記事では、ChatGPTと音声入力を活用して記事を書くプロセスが紹介されています。著者は、通勤中にスマートフォンを使い、ChatGPTと対話しながら考えを深め、その結果を記事としてまとめる方法を説明しています。対話によって得た気づきや視点を通じて、自分自身の疑問を掘り下げていくプロセスが強調されています。
要約
- 音声による思考: 通勤中に車内でChatGPTに話しかけて考えを整理。
- 疑問の投げかけ: "なぜ〇〇はこうなんだろう?"というシンプルな問いから始まる。
- 新しい視点の発見: ChatGPTが異なる角度からの答えを提示し、自らの問いを育てる。
- 自分の価値の見つけ方: 対話を通じて、何が自分にとって大事かを見極める。
- 記事の構成作成: 最後にChatGPTに会話をマークダウン形式でまとめてもらう。
- 会話スタイルの有効性: 書くのではなく、話すことで思考が深まるというスタイルの有用性が述べられる。
ChatGPTに“盛って”もらいながら記事を書く――そんなスタイルを紹介した前回の記事の続きです。
今回は、実際にどうやって書いているのか、その一連の流れを記事にしてご紹介します。
通勤中の車内で思考を深める、わたしの習慣
ふとした瞬間、「あれ?これってなんでなんだろう?」と疑問に思うことがある。
その“なんとなく気になっている問い”を、そのままにしておくのはもったいない。
最近は、そんなときこそChatGPTの出番だ。通勤中の車の中で、スマホに向かって話しかけながら、ChatGPTと対話する。
そのやり取りが、そのまま記事の原材料になっていく。
Step1:ふとした「なぜ?」を投げかける
最初にするのは、ごく単純な問いかけ。「なぜ〇〇はこうなんだろう?」
「これって自分だけが気にしてるのかな?」
iPhoneのアクションボタンを長押しして、ChatGPTを起動する。
ボタン一つで対話を開始できるので、運転中でも思いついたことをすぐに声に出せる。
Step2:ChatGPTからの別視点で、問いが立ち上がる
問いを投げると、ChatGPTが別の角度から見た答えや背景を提示してくれる。「なるほど、そういう見方もあるのか」
「じゃあ、なぜそれが起こるのか?」
と、また別の「なぜ?」が生まれる。
これを繰り返すうちに、自分でも気づいていなかった視点が浮かび上がってくる。
Step3:自分なりの「大事なこと」が見えてくる
やり取りを通じて、最後にたどり着くのはこういう問いだ。
結局、自分にとって大事なのはなんだろう?
この疑問を通して、自分は何を確かめたかったんだろう?
ChatGPTとの対話は、答えを出すというよりも、“考えを深めていく”ためのもの。
自分の考えの「奥行き」や「言葉になっていなかった思い」が見えてくる瞬間がある。
Step4:「用にまとめて、マークダウン形式で」と指示する
やり取りがひと段落したら、ChatGPTにこう伝えるだけ。
「このやり取りをの記事としてまとめてください。マークダウン形式でお願いします。」
すると、先ほどの会話をベースに、自然な構成で文章を整えてくれる。
見出しや文の流れも自動でできるので、あとは少し手を加えるだけで記事として公開できる。
おわりに
ChatGPTにはいろんな使い方がある。
調べものをしたり、アイデアを整理したり、文章のリライトを手伝ってもらったり――その用途は日常の中に自然に溶け込んでいる。
その中のひとつの使い方として、私は「問いを一緒に育ててくれる相手」としてのChatGPTに助けられている。自分の中にある漠然とした疑問を、少しずつ掘り下げて言葉にしていくプロセス。
その対話の相手として、ChatGPTはとても頼りになる存在だ。
だからこそ、書こうと思って机に向かうのではなく、話しながら考えるというスタイルが、自分には合っていると感じている。
読んでいただき、ありがとうございました。
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