2025年5月20日 11:02 2 コミックナタリー編集部 苑生「被写界深度」がドラマ化。宇佐卓真と平野宏周のW主演によって、6月20日20時よりFODで独占配信される。 「被写界深度」は、高校生の早川秀一郎と紺野遼平の関係を描くBL作品。早川はある出来事のために大好きだった音楽をやめ、空虚な日々を送っていた。そんなある日、彼は校舎の屋上でカメラ好きの同級生・紺野と出会う。大好きなカメラにまっすぐに向き合う紺野に猛烈に惹かれていく早川だが、同時に自分と比べて複雑な感情を抱くようになり……。単行本は2017年に上下巻が発売された。 早川役は宇佐、紺野役は平野が担当。監督はドラマ「25時、赤坂で」や「みなと商事コインランドリー2」などを手がけた川崎僚、脚本は一戸慶乃が務める。宇佐、平野、川崎監督、一戸のほか、作者の苑生からはコメントが到着。苑生は「宇佐さん演じる早川のギターを弾く姿や、平野さん演じる紺野のカメラを構える姿がどのように映っているのかはもちろん、映像と漫画の表現の違いや原作と同じ部分、違う部分など色々な視点から観るのが楽しみです」と綴った。それぞれのコメント全文は下に記載している。苑生コメントドラマ化のお話をいただけたこと大変嬉しく思います。宇佐さん演じる早川のギターを弾く姿や、平野さん演じる紺野のカメラを構える姿がどのように映っているのかはもちろん、映像と漫画の表現の違いや原作と同じ部分、違う部分など色々な視点から観るのが楽しみです宇佐卓真(早川秀一郎役)コメント この度、ドラマ『被写界深度』にて早川秀一郎を演じさせていただきます。宇佐卓真です。早川と同じような悩みを持つ人がこの作品を観た時に、そっと寄り添えるような作品にしたいという思いで精一杯演じました。そして、紺ちゃんと早川の関係がどうなっていくのか是非最後まで見届けていただけたら嬉しいです!よろしくお願いします平野宏周(紺野遼平役)コメント 紺野遼平役を演じさせていただきました平野宏周です。川崎監督をはじめとする素敵なスタッフさんやキャストの方々に支えていただき、現場での日々はとても濃い時間でした。原作を読ませていただいた時の2人の自然な美しさや、学生ならではの葛藤や哀しみの感情を大切にしながら丁寧に演じさせていただきました。『被写界深度』の魅力を是非たくさんの方々に届けられたら嬉しいです。ご覧になった方が自分自身を大切に思えるようにと願っております川崎僚(監督)コメントドラマ『被写界深度』のメインディレクターを務めさせていただきました。以前から拝読していた苑生先生の素晴らしい原作をお預けいただけたこと、そして一戸さんの素敵な脚本をお預けいただけたことを、とても嬉しく思っています。キャスト・スタッフ一同、みんなで力を合わせて完成させました。早川くんと紺ちゃんの2人が過ごしたあの屋上での日々は、人生の一瞬のキラメキです。どうか2人の物語に触れた皆さまが、大切な誰かとの素晴らしい日々を思い出してくれますように…一戸慶乃(脚本)コメント原作『被写界深度』を読んだとき、不器用だけど自分の未来や恋に懸命に向き合おうとするキャラクターたちに惹かれ、ついつい彼らを応援したくなりました。間違いながらも進んでいく、青くて、痛くて、その時期にしかない瞬間。そんな尊さをしっかり映像にできたらと思い、脚本を書かせていただきました。特にラストシーンは彼らのひたむきさが滲み出ていて大好きです。ぜひ一緒に最後まで見守ってくださると幸いです (全8件) 「被写界深度」FOD:2025年6月20日(金)より毎週金曜日20:00~配信(全6話)スタッフ原作: 苑生「被写界深度」(大洋図書)監督:川崎僚、平井淳史(4話)脚本:一戸慶乃プロデューサー:中村美香(ポニーキャニオン)、荻原麻衣(ポニーキャニオン)、鹿内植(フジテレビ)、中山ケイ子(FCC)、溝口道勇(FCC)制作プロダクション: FCC製作:「被写界深度」製作委員会キャスト宇佐卓真、平野宏周 ほか 関連記事 音楽好きの男とカメラ好きの男を描く、新鋭・苑生のBL「被写界深度」上下巻 リンク このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 苑生 / 宇佐卓真 / 平野宏周 / 川崎僚 の最新情報はリンク先をご覧ください。 コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。 映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」
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🧠 編集部の感想:
ドラマ「被写界深度」の制作が発表され、宇佐卓真と平野宏周のW主演が楽しみです。高校生の葛藤や友情をBLの視点から描く作品が、新たな映像表現でどのように表現されるのか期待が高まります。原作のファンとしても、キャストやスタッフの熱意が伝わってくるコメントに感銘を受けました。
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