🧠 概要:
概要
この記事は、自信ゼロ・実績ゼロの著者が「がんばらずに売れる商品」を作る方法を探求した過程を記録したものです。副業に何度も挑戦したが、いつも挫折してきた経緯を振り返り、自己評価を改めて「商品構造」に焦点を当てることで成功を収めるまでの体験が描かれています。
要約
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挑戦と挫折:
- 複数回の副業挑戦で失敗し、自信を失った。
- SNSや人前に出ることへの恐れがあった。
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ゲームからの学び:
- ゲームでの失敗を許容する経験が、副業にも応用できると気付く。
- 失敗を前提とした取り組み方が重要だと認識。
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商品作成の考え方:
- 努力や完璧さを求めない商品を設計しようと決意。
- 「がんばらなくても売れる商品」を作る試み。
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販売の構造:
- 自分を責めずに進めるステップの設定。
- 誰も知らない状況で試せる仕組みを作る。
- 自分と同じ立場の視点で語りかけることが重要。
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結果の成功:
- 買ってくれた人も「がんばれない人」との共感が商品価値に。
- 実績がなくても、自分の経験を元に商品を作り成功。
- 販売設計のプロセス:
- 商品は1週間で完成、シンプルなプロセスを重視。
- 完璧主義を捨て、まずは実行することが大切。
この記事は、自信を失っている人々への新たなアプローチの提案であり、商品作成の心理的障害を克服するための手法を提示しています。
努力できる人たちの世界には、どうしてもなじめなかった。
講座を買ってみたり、添削を受けてみたり、自分なりに行動したつもりではあった。けれど、少しでも手を止めると、「やっぱり自分は向いてないんだ」と思ってしまって、結果的には何も残らなかった。
コンサルに頼っても、言われた通りに動けない自分が悪いんだと感じることばかりで、ますます自信をなくしていった。
そんな僕が、「もう自分を責める副業から降りたい」と本気で思うようになったのは、あるときゲームをやっていたときだった。
いわゆる“死にゲー”と言われるジャンルで、何度も失敗して、やっと少しずつ進んでいくゲームだった。
でも、不思議と楽しかった。
うまくできなくても、何度やっても「失敗してもいい」という前提があるだけで、こんなにも前向きに取り組めるものなんだと、そのとき気づいた。
副業も、同じようにできないだろうか。
うまくいかなくても、怖くても、がんばれなくても、苦しまずに進めるようなやり方があれば、自分でも続けられるんじゃないか。
その考えから、僕は「がんばらなくても売れる商品」を作ることにした。
それは、努力を否定するものではなく、「がんばれない時期にも続けられる仕組み」を試すという試みだった。
この記事は、その記録だ。
僕がどうやって自分の弱さと向き合いながら商品を作ったか、どんな工夫をしたか、どこでつまずいたか。
そして、結果としてなぜ売れたのか。
もしあなたが今、「自信がない」「何度やっても稼げない」「もうがんばれない」と思っているなら、
きっとこの記録は、あなたにとってのひとつの“別の入り口”になるはずだ。
第2章:「スキルなし・実績なし」でも売れた商品構造
僕が最初に作った商品は、いわゆる“売れる型”とは真逆のものだった。
なにか専門スキルがあったわけでもないし、特筆すべき実績もなかった。SNSのフォロワーはほぼゼロ。顔出しもしていない。権威も、ブランドもない。
それでも、買ってくれる人がいた。
不思議だった。
最初は「運がよかっただけかもしれない」と思った。
でも、あとから振り返ってみてわかったのは、僕が届けたのは「方法」ではなく「構造」だったということだ。
たとえば、こういう構造だ。
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自分を責めなくても進めるステップがあること
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SNSで自分を売らなくても、売れる仕組みがあること
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完璧じゃない言葉でも、人に届く伝え方があること
僕が書いたのは「僕のように何も持っていない人でも始められる副業の構造」だった。
情報の質ではなく、“向き合い方の構造”に価値があるということに、あとから気づいた。
たとえば、「売れる商品ってどうやって作るの?」と聞かれて、「テンプレ通りにやればいい」と答える人は多いと思う。
でも僕は、「自分が壊れないやり方で設計するのが先だった」と今は言いたい。
実際、僕の商品には「今の自分のままで始めてもいい」と思える導線があった。
具体的には、
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最初から完成形を求めず、「小さな販売体験」だけを目的にしたこと
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誰にもバレずに試せるように、クローズドな案内設計にしたこと
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読者と“並列”の視点で語ったこと。上からでも下からでもなく、「僕も同じです」と伝えたこと
この3つが、買う側のハードルを下げていた。
つまり、「買ってくれる人も、がんばれない人」だったんだ。
だから、僕の中にある「うまくいかない人の感覚」そのものが、商品価値になった。
僕の失敗も、不安も、迷いも、「あなただけじゃない」と伝える言葉として機能していた。
このことに気づいたとき、「実績がないと売れない」という思い込みは崩れた。
大事なのは、“持っているかどうか”じゃない。
“持っていないことにどう向き合ってきたか”が、商品になるということ。
僕はここから、初めて「売ることが怖くなくなった」。
第3章:1週間で完成させた販売設計のプロセス
僕の商品は、1週間で完成させた。
と言っても、1日中作業したわけではない。むしろ、やったことは驚くほどシンプルだった。
作業時間で言えば、合計で7時間くらいだったと思う。
なぜそんな短時間でできたのか。
それは、「完璧な商品を作ること」を目的にしなかったからだ。
僕が目指したのは、「いまの自分でも売れる設計」を先につくること。
商品の中身はあとから整えていけばいいと思っていた。
この章では、そのプロセスを具体的に振り返ってみたい。
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