サザンオールスターズのアルバム作りは、最後の最後まで手が加えられることで有名だ。ラジオで放送済みの音源であっても、アルバム収録前に改めてリミックスが施されるという。ギリギリまで細部にこだわるからこそ、色褪せない音楽として永遠の輝きを保ち続けていることは、過去の名曲たちが証明している。 桑田佳祐を中心としたメンバーの才能によるところが大きいが、鉄壁のサポート陣の演奏力、若手スタッフたちの感性が共有されていることも、バンドの音楽を支える大きな要因だろう。10年ぶり、21ヶ月の制作期間をかけた最新作『THANK YOU SO MUCH』はすでに大傑作として世間に評価されているが、改めてサウンド面を中心に同作の魅力をひも解いていきたい。
編集部の感想:
サザンオールスターズの最新アルバム『THANK YOU SO MUCH』は、制作に対するこだわりが光る傑作ですね。ギリギリまで手を加える姿勢が、彼らの音楽の深みや魅力を生んでいると感じました。才能豊かなメンバーとサポート陣によるコラボレーションが、今の時代にも通じる新しいポップスを生み出しているのが素晴らしいです。
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