パブリッシャーのLogoi GamesとデベロッパーのRedSaw Games Studioは4月21日、『Doloc Town』の早期アクセス配信を5月8日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。
『Doloc Town』は農場の運営や冒険をおこなう2Dアクションゲームだ。舞台となるのは、戦争によって人類の文明が崩壊した終末世界。戦闘用ドローンがあちこちで活動しており、生き残った人々の生活を脅かしている。プレイヤーは廃墟の町「Doloc Town」に眠る、とある伝説を追い求める主人公となり、町の住民と交流しながら探検を進めていく。
ゲームプレイでは、農業や釣りなどをして物資を集め、お金やリソースを得ていくことになる。しかし終末世界が舞台の本作では、酸性雨や熱波といった危険な自然現象が発生することも。廃墟をスカベンジして電子機器などを探し、有用なアイテムをクラフトして、過酷な自然と戦っていくことになるようだ。
またゲームの舞台となるDoloc Townにはさまざまな住民がおり、会話したり買い物したりすることが可能。サイドクエストが発生することもあり、こなしていくことで世界観やキャラクターの背景をより深く知ることができるという。また贈り物をプレゼントすることで、さらに交友を深めていくこともできるそうだ。
一方野外には、汚染によって生まれたとみられる好戦的な生物や、敵対的なドローンなどが存在している。プレイヤーは戦闘しながら探検を進め、町の秘密を解き明かしていくことになるという。アクションとしては二段ジャンプや壁張り付きといったスキルが用意されており、ゲームの進行とともにアンロック。行動可能な範囲が広がっていくようだ。いわゆる弾幕をばらまいてくる強敵とのボスバトルも用意されている様子である。
また本作ではプレイヤーもドローンを制作し、農業や戦いに役立てることも可能だという。ドローンは自立して行動するタイプや、主人公が乗り込んで操縦するタイプなど、さまざまな種類が存在している様子。ドローンを改造して高性能化しつつ、農場運営や戦闘などを効率化していくことになるのだろう。
今回、そんな本作の早期アクセス配信が5月8日に開始予定と発表された。早期アクセス期間は1年以内を予定。早期アクセス開始時点で、農業や釣り、冒険といった要素は実装されており、本作の基本的なゲームプレイはすでに楽しめる状態だという。また20時間ほどのプレイ時間を想定したメインクエストも用意されており、さらに複数のサイドクエストも存在しているそうだ。早期アクセス開始後は農業の自動化や牧場といった新要素を実装しつつ、メインストーリーを追加。正式リリース時に物語を完結させる予定だそうだ。また正式リリース後には価格を引き上げる予定もあるという。
本作を手がけるRedSaw Games Studioは中国に拠点を置くインディースタジオだ。少人数のチームでゲーム制作をしており、本作がスタジオ初の作品になるとのこと。そんな本作『Doloc Town』は2024年10月にSteamにてデモ版が公開され、ユーザーレビューでは本稿執筆時点で約340件中97％が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。かわいらしいグラフィックや終末世界の雰囲気などが好評を博していた。そんな期待の声を集める本作の早期アクセス配信の開始日が、今回ついに発表されたかたちだ。
『Doloc Town』はPC（Steam）向けに、5月8日に早期アクセス配信開始予定だ。
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