TVアニメ『LAZARUS ラザロ』のED映像を、アニメーター/イラストレーターの米山舞さんが担当したことが明らかになった。

アニメが初回放送された4月6日の公式Xの投稿によると、米山舞さんはEDアニメーションの監督/絵コンテ/演出/原画をつとめている。

『カウボーイビバップ』で知られる渡辺信一郎監督の最新作として、放送前から注目度の高かった一作だけに、本編同様にスタイリッシュなED映像によってさらなる注目を集めそうだ。

『LAZARUS ラザロ』エンディングムービー

渡辺信一郎とMAPPAによる新作『LAZARUS ラザロ』

TVアニメ『LAZARUS ラザロ』は、『カウボーイビバップ』や『キャロル&チューズデイ』で知られる渡辺信一郎監督の最新作。

物語は、天才・スキナー博士が開発した副作用もない鎮痛剤「ハプナ」が、実は3年後に突然変異し服用した人を死に至らしめることが発覚。

「ハプナ」の開発から3年間姿を消していたスキナー博士は、再び世間の前に姿を見せ衝撃の事実を告げると共に、自分は特効薬を持っていると語るのだった──。

人類の救世主から最悪のテロリストに変貌した博士の居所を突き止めるため、世界中から集められた5人のエージェントチーム「ラザロ」が動き出す。

アニメーション制作はMAPPAが担当。第1話から渡辺信一郎監督らしい音楽との相乗効果やスタイリッシュなアニメーションはもちろん、アクションシーンも見どころの一つだ。

アクション監修として映画「ジョン・ウィック」シリーズで知られるチャド・スタエルスキさんが参加している。

『LAZARUS ラザロ』のアクションシーン

米山舞による、カメラで長回し撮影したようなEDムービー

そんな『LAZARUS ラザロ』のEDムービーは、1分30秒のワンカット(のように見える)アニメーションで、登場キャラクターたちが倒れ込む荒野の道路を描き出している。

地面すれすれを滑るように、カメラで長回しで撮影したかのようなアニメーションは、いったいどのように制作されたのだろうか。グレースケールで、一昔前のビデオを想起させるざらついた映像の質感も印象的だ。

The Boo RadleysによるEDテーマ「Lazarus」の爽やかなバンドサウンドも心地よく、見入っているとあっという間に1分30秒経ってしまう。

TRIGGERの『キルラキル -KILL la KILL-』や『キズナイーバー』の作画監督を歴任したほか、最近では『サイバーパンク:エッジランナーズ』でEDアニメーションを監督している米山舞さん。

アニメーターとしての手腕も高く評価されてきた米山舞さんの新たな代表作になりそうだ。

ポップポータルメディア「KAI-YOU」の編集部(2013年3月15日より運営開始)。
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