火曜日, 5月 13, 2025
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米国で電力供給逼迫の恐れ、今夏の極端な猛暑で-米電力網運営会社 – Bloomberg



米国最大の電力網運営会社PJMインターコネクションは、今夏の極端な猛暑により、電力供給が初めて逼迫(ひっぱく)する可能性があると警告した。

  9日の発表によると、通常の夏季需要に対しては十分な電力供給が見込まれるとしながらも、需要が最大166ギガワットに達するような過酷な気象条件になった場合、「利用可能な発電量では緊急時に必要な予備の電力供給が不足する恐れがある」という。2006年には165.6ギガワットの最高需要を記録した。

  PJMは今夏について、米東海岸諸州を中心に気温が平年を上回るとの予想しており、電力需要が最大で0.9%増の154.1ギガワットに達すると見込んでいる。同時に需要対応プログラムによって、追加で7.9ギガワット分の予備の電力供給を確保していると明かした。同プログラムは、登録された商業施設、工場、家計が非常時に電力使用を抑制することで電力網の安定を図る仕組みだ。

  このような極端な事態が発生する確率を予測することは不可能だが、PJMの警告は、以前は電力供給に余裕があった電力網でも足元では高まる需要への対応が難しくなっていることを浮き彫りにしている。

  PJMは発表資料で「発電所の閉鎖や新しい発電施設の建設の遅れにより電力需要の急増に対応しきれないという需給の不均衡に引き続き懸念を示している」とした。

原題:Largest US Grid Warns Extreme Heat May Trigger Supply Crunch (1)(抜粋)

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