金曜日, 5月 23, 2025
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米中古住宅販売、予想外に減少-4月としては2009年以来の低水準 – Bloomberg


4月の米中古住宅販売件数は市場予想に反して減少し、7カ月ぶりの低水準となった。値ごろ感のある物件が不足していることが影響し、重要な春の販売シーズンは低調なスタートとなった。

キーポイント
  • 中古住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は前月比0.5%減の400万戸
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は410万戸
    • 前月は402万戸
  • 全米不動産業者協会(NAR)が発表

  販売件数は4月としては2009年以来の低い水準となった。

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅需要の積み上がりは続いているが、実際の取引に結び付いていない」と発表資料で指摘。「住宅ローン金利が有意に低下すれば、こうした潜在的需要を解き放すことに寄与するだろう」と述べた。

  中古住宅の販売在庫は増えたが、物件価格は依然高く、住宅ローン金利も高水準で推移しているため、中古住宅市場が持続的に回復する可能性は低い。 

  ミシガン大学の消費者マインド指数(5月速報値)は過去2番目の低水準となった。今が住宅購入に良い時期だとみているとの回答比率も、過去最低水準に近い。



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🧠 編集部の感想:
米中古住宅販売が予想外に減少したことは、住宅市場の厳しい状況を反映しています。物件が不足し、高い価格と金利が購買意欲を削いでいるのが主な要因です。この春の販売シーズンが低調なスタートを切ったことは、今後の回復も難しいことを示唆しています。

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