金曜日, 5月 23, 2025
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米下院、トランプ税制法案の修正案を僅差で可決-上院に送付 – Bloomberg


米下院は22日朝、トランプ大統領が推進する大型の税制・歳出法案の修正案を可決した。共和党内の激しい対立を乗り越え、年末の増税を回避する数兆ドル規模のパッケージが成立に向けて前進したが、米政府の債務負担は増加する。

  法案はこれで上院に送付される。上院では共和党の一部議員が広範な修正を要求しており、採決は8月までに行われる見通し。

  修正案には米国の債務上限を4兆ドル(約574兆円)引き上げる条項も盛り込まれている。それがなければ、8月か9月にもデフォルト(債務不履行)を強いられる恐れもあると財務省は予測しており、悠長な時間はない。

  下院での採決は賛成215票に対し、反対が214票と僅差だった。トランプ氏は米議会を訪れ、深夜まで電話して議員らを説得し、それでも賛成を渋る議員をホワイトハウスに呼び出すなど可決に向けて働き掛けていた。ホワイトハウスの行政管理予算局(OMB)は、法案に不支持を貫く共和党議員を「究極の裏切り」と非難する文書を発表していた。

  この可決後、10年-30年物の米国債利回りは上げ幅を広げ、それぞれ1週間ぶりの高水準を付けた。

原題:Trump Tax Bill Narrowly Passes House, Overcoming GOP Infighting(抜粋)

*TREASURY YIELDS EXTEND CLIMB; 10- TO 30-YEAR REACH WEEK’S HIGHS(抜粋)



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🧠 編集部の感想:
米下院がトランプ税制法案の修正案を僅差で可決したことは、共和党内の対立を克服した一歩と言えます。しかし、債務負担が増すことは懸念材料であり、長期的な経済への影響が心配されます。上院での議論も今後の焦点となりそうです。

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