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¥21,800 (2025年4月26日 13:07 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)
近年、闇バイトなどによる高齢者を狙った広域強盗事件や住宅侵入犯罪が相次いでニュースとなり、防犯意識が高まっている。しかし、それでも空き巣などの侵入事件はあとを絶たない。離れて暮らす家族や、連休などで出かけている間の自宅などが気になる人もいるだろう。
2022年まで減少傾向だった侵入窃盗の認知件数は、2023年では前年比20.9%増と増加傾向にある。侵入強盗にいたっては前年比42.8%増と急増している。侵入窃盗の3割が一戸建て住宅で、手口としては空き巣が約1/4を占める。侵入強盗の対象で最も多いのが商店(44.4%)だが、一戸建て、共同住宅を含めた住宅で36.7%と大きな割合を占める。
このような犯罪から自宅を守るだけでなく、地方から都市部に出てきて暮らしている身としては、実家に残してきた両親の心配もある。侵入窃盗や強盗など犯罪被害はもちろん、高齢ゆえに日常で起こりうる怪我や病気などしていないか、無事に過ごしているかどうかという見守りの面もある。
今回は「Webカメラ」を使った防犯、ゆるい見守りの活用方法を紹介する。導入したのは、TP-Linkの屋外セキュリティWi-Fiカメラ「TC65 V1.2」だ。
アプリで簡単に映像確認。光や音で警告も
筆者は3人兄弟で、うち自分と1人の弟が東京にいる。実家の少し離れたところにもう1人の弟夫婦が住んでいるが、実家には両親の2人だけだ。
かねてより訪問販売などのセールスが煩わしいなど、防犯面の不安があったため、Webカメラ、ネットワークカメラによるセキュリティ強化、みまもりデバイスの導入をすることとなった。
TC65を玄関先に設置。色合いなどはなじんでいるが、存在感はかなりのものだ。
TC65 は、300万画素の高画質なカメラを備え、撮影エリアで人物や車両を検知するとアプリへ通知する。アプリをインストールしてカメラと連携しているスマートフォンなら誰でも映像を確認できるので、実家の両親は来訪者があるとスマートフォンのアプリでまず確認してから応対ができる。実際には、ドアホンも備わっており、チャイムを鳴らすとリビングにある端末で応対するので2重のチェック、記録ができるのだ。
離れて暮らす我々は、通知が来たらアプリをチェックして様子を確認できる。庭木の手入れをするためにカメラの前を横切るとそれも通知されるので、「元気でやってるんだな」と安心できる面もある。
夜間に車両や人物が近づくとLEDライトが点灯するほか、不審者には音で警告も可能。侵入窃盗、侵入強盗を行おうとする犯罪者にとって、人に見られたり、記録されること、目立つことを嫌うという。ライトで照らされると認知されやすくなり、カメラによって記録されていると思えば、諦めて立ち去る、犯行に及ばないなど、抑止効果も期待できる。
最近では、デザインもよく、住宅の壁面などになじむセンサーライトやWebカメラ、ドアベルなども増えてきているが、目立つデザインが抑止力として機能する場合もある。TC65は、大型のカメラボディと目立つアンテナがともすると威圧感を与える。
実際の効果として、カメラを設置してからは訪問販売の人が訪れても、しつこく粘ったりせず、断ると素直に立ち去るようになったという。もちろん、Webカメラでは「たとえ通報されたとしても、警察が来る前に侵入して犯行に及ぶ」などの覚悟を決めた犯行は防げないが、人通りの少ない時間帯に片っ端から不用心な家々を物色するような犯罪者のターゲットから外れるための役には立つ。
都市防犯研究センター(平成21年度に解散)の調査では「5分以内」に侵入することができないと窃盗犯の約7割は侵入を諦めるとされている。窓ガラスを破る、施錠を解除するなどの侵入に「およそ5分は耐える」備えをし、「住宅の敷地に侵入しにくくする」のが重要だという。
その前段階として、Webカメラは有効だ。カメラがあることで見られていると気づく。センサーでライトアップされ、認知されたと意識して犯行を諦めることが期待される。万一犯行に及んだ場合でも記録されていると、その後の捜査の役に立つだろう。
室内を映すカメラの設置は、嫌がられる場合もあるが、屋外を映すカメラは防犯面の効果を説明すれば賛同を得られることも多い。何かと物騒になってきている昨今、安心のためにも導入を検討してみてはいかがだろう。