🧠 あらすじと概要:
あらすじ
映画「夜明けのすべて」は、月経前症候群(PMS)に苦しむ藤沢さん(上白石萌音)と、パニック障害を抱える山添くん(松村北斗)との特別な絆を描いています。藤沢さんはある日、同僚の山添くんの小さな行動に怒りを爆発させますが、2人はそれぞれの症状を理解し合い、友だち以上の関係へと発展していきます。彼らはお互いを助け合うことで、自分の問題に向き合っていく姿が描かれています。
記事の要約
映画の上映会での感想では、PMSやパニック障害についての理解が深まることが強調されています。特に、症状の重さに関するセリフが印象的で、人それぞれの苦しみを理解することの重要性が語られています。視覚的な美しさや、登場人物の優しさが描かれ、信頼や共感の大切さが思い出される位置付けとなっています。映画が現実の厳しさからの一時的な逃避を提供してくれることも言及されています。次回の上映作品「リリーのすべて」についても触れ、観客を招待しています。
▶あらすじ
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石萌音)はある日、会社の同僚である山添くん(松村北斗)の小さな行動に怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気なさそうに見えてしまう山添くんもパニック障害を抱えており、生きる気力を失っていた。職場の人たちの理解もあり、藤沢さんと山添くんは友だちでも恋人でもない同志のような特別な気持ちが芽生えていく。2人は自分の症状は改善されなくても、相手を助けられるのではないかと思い始める。
今回は主催の友人たちが駆けつけてくれ、面白いシーンではくすくす笑いながら和気あいあいと鑑賞しました。
▶感想・PMSやパニック障害について知るきっかけになる。→これを見ただけでわかったような気になってはいけないと思うが、普通に生活していても生きているのが苦しい人がいたり、皆何かを抱えながら生きているということを改めて教えてくれる。・山添くんがPMSよりもパニック障害の方が症状が重く、一括りにされるのは違う気がするというセリフがあった。→生理やPMSの症状は人によって異なるため、軽く見られたり、誤解されたりすることがあると思うが、人の苦しみに優劣やランクはつけられないのではないかと思った。・大切なのは、理解すること、完全にその人を救えなくても、助け合おうとすること。・光が柔らかく美しかった。→フィルムで撮られているから光が体温の温さを持っているように感じた。街並みが映る様子が宇宙の星々を思わせた。
・人がみんな優しくて、温かった。現実はそんなことないけど、これは映画だからそれでいい。人を信じる尊さを思い出させてくれる。
📍参考資料
次回は5月26日(月)16:50〜です。「リリーのすべて」を上映します。
ぜひお気軽にお越しください!
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