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町に住むおじさんたちをトレーディングカードにするという福岡県・香春町(かわらまち)の取り組みが海外で話題になりました。掲示板では「素晴らしい取り組み」「心温まる話」などのコメントが寄せられています。

Middle-Aged Man Trading Cards Go Viral in Rural Japan Town
https://www.tokyoweekender.com/entertainment/middle-aged-man-trading-cards-go-viral-in-japan/

「おじさんトレカ」を制作したのは、香春町の採銅所地域コミュニティ協議会で事務局長を務める宮原絵理さん。ボランティア活動に従事する男性を紹介するという目的や、「子どもたちと地域のおじさんたちの関係を作りたい」という狙いがあったといいます。

2025年3月18日時点で47種類のカードがあり、そのうち28種類は地元に住む男性を描いたもの。カードにはHPやMPといったステータスに加え、「幼竹からメンマを作る代表理事」「渋い面持ちでどんなことでもこなしてしまう頼れる消防団」など、その人の特徴もフレーバーテキストとして記載されています。

by Mayuko Ichii

日本でも、報道番組の「Live News イット!」で取り上げられたことで一時話題となりました。

“おじさんトレカ”謎の大流行 「ファイヤーウォール」は元消防団長…実在のおじさんがカードに 地域活動参加者は倍増 福岡・香春町 – YouTube


報道によると、元消防団長で地域の安全を守る本田さんは「ファイヤーウォール」というカードに、ボランティアであらゆるお助け活動をしている藤井さんは「オールラウンダー」のカードになるなど、それぞれの特色を生かした仕上がりになっているそうです。藤井さんは「最初に(カードに)なった時はびっくりしました」と話しました。

FNNプライムオンライン

日本の話題を海外に届ける情報誌・Tokyo Weekenderがこの情報を紹介したところ、ソーシャルサイトのHacker Newsでトレンドに。「予想外に心が温かくなりました。世代を超えた交流の増加、コミュニティの強化など、コメントしたいことはたくさんありますが、私が気に入っているのは、こうした効果が複合的に作用し、コミュニティにとってさらに大きな利益につながるということです」といったコメントや、「(ハリー・ポッターの)ハリーとロンが見つけた、チョコレートのカエルのパッケージの中に入っていたカードを思い出しました。それぞれのカードには有名な魔法使いの絵が描かれていて、歴史上の人物もいれば、アルバス・ダンブルドアのように生きている人物もいるんです。こんな風に、子どもたちはカードに描かれたヒーローたちに実際に会うことができるんですね」などのコメントが寄せられました。

FNNプライムオンラインによると、「おじさんに会える」という理由で地域活動に参加する子どもが倍増したとのことです。

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