日曜日, 6月 8, 2025
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ホームレビュー映画禍福は糾える縄の如く…〜映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画感想文(ネタバレなし)〜新出孤蝶 Kocho-Niide 試される大地のジェネラリスト

禍福は糾える縄の如く…〜映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画感想文(ネタバレなし)〜新出孤蝶 Kocho-Niide 試される大地のジェネラリスト

🧠 あらすじと概要:

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」あらすじ

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は、ヴェネツィアを舞台に展開される物語です。この街は美しさと共に、過去のペストによる多くの死という影を持ち、その象徴として不気味なペストマスクが描かれています。ストーリーは、主人公の岸辺露伴が、幸せの絶頂を味わった瞬間に直面する大きな絶望という呪いに巻き込まれる様子を描写しています。

記事の要約

監督された映画を観た作者は、幸福と不幸が常に繋がっていることをテーマにし、起こった出来事に対する受け入れ方や行動がその結果に影響を与えることに思いを馳せます。また、美しいヴェネツィアの景観に感謝しつつ、運命に抗う人間の強さを感じる体験をしています。サプライズとして、公開第2週の特典で美しいフォトカードが配布されたことにも驚き、観客としてのひとときを楽しんだ様子が伝わります。

禍福は糾える縄の如く…〜映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」映画感想文(ネタバレなし)〜新出孤蝶 Kocho-Niide 試される大地のジェネラリスト

ファーストデイに、映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」を観てきました。舞台はヴェネツィア。美しいながらもその昔、ペストで多くの命が失われた事実が影を落とす街。その象徴とも言える、不気味なペストマスク。それを被った当時の医者が、さながら死神に見えるような…。

映画の内容としては、幸せの絶頂に辿りついてしまうと、最大の絶望に襲われる呪い、というもの。相変わらず露伴先生、怪異に巻き込まれます。

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大きな幸せを感じると、それと帳尻が合うように、この後悪いことがあるのでは?と思うことって確かにあります。禍福は糾える縄の如く。でも結局のところ全て、起こったことに対して自分がどう受け入れて、どう行動していくか次第。そうやって掴んだ結果は、幸運でも、呪いでもないはずと思いました。美しいヴェネツィアの景観が眼福にして、運命に争う人間の強さに思いを馳せる映画体験でした。そしてやっぱり、編集の泉くんが一番最強では?と思うに至ります。

(実生活では露伴先生を演じた高橋一生さんと、泉くんを演じた飯豊まりえさんが夫婦と言うのも、息ぴったりで面白いですよね。)

追伸
公開第2週入場者特典が非常に豪華だったのです。美しいヴェネツィアの教会の中で、キャスト全員大集合のフォトカード。最初見た時、井浦さんが主演だったっけ?と。まさに壮観で、公開2週目でこのレベルが無料配布という事実に驚きます。知らないで行っただけに嬉しいサプライズでした。

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新出孤蝶 Kocho-Niide 試される大地のジェネラリスト

読書と言葉を紡ぐことを愛する医師です。趣味は他にも映画鑑賞など多数。新出孤蝶(にいでこちょう)は、「赤ひげ先生」こと新出去定(にいできょじょう)から考えたペンネームです。ここでは医療以外にも、好きなものについてのエッセイを投稿してまいります。総合診療専攻医→内科専攻医へ。



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