by 水月会
時事通信が実施した5月の世論調査で、石破内閣の支持率は20.9%と前月比2.2ポイント減少し、2カ月連続で最低を更新しました。
- 石破内閣、支持率最低を更新
- 政党支持率でも自民党は微減
- 参院選に向け「支持政党なし」過半数
報道の詳細
石破内閣の支持率が低迷する背景には、政策への不満やリーダーシップの欠如といった国民の失望が大きく影響しています。
「期待が持てない」「リーダーシップがない」といった理由が上位に挙がっていることからも、現在の政権運営に対する信頼の低下が明確です。
また、トランプ大統領率いるアメリカとの通商交渉に対する不安感も、外交面での評価を押し下げています。
さらに、夏に予定される参院選を控え、各政党が支持を集めようと動いている中で、自民党の支持率も下落傾向にあります。
有権者の多くが明確な支持政党を持たず、政治への関心が冷めている様子がうかがえます。
こうした情勢は、今後の政局にも大きく影響を与える可能性があります。
政権の行方と国民の選択
支持率が20%を下回る水準に近づく中、石破内閣の求心力は今後さらに問われることになります。
国民の支持を回復するためには、実効性のある政策の提示と、指導力を感じさせる具体的な行動が不可欠です。
また、政党支持率でも「支持政党なし」が半数を超えており、既存の政治勢力への信頼が広範に失われている現状があります。
このような中、夏の参院選は国民の政治への意思表示の場となり、新たな勢力の台頭や再編の可能性も否定できません。
政権に対する不信と共に、政治の分岐点となる選挙に向け、国民一人ひとりの選択が重要性を増しています。
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