🧠 概要:
概要
この記事では、事務作業、特に発注処理や請求書に関連する業務の実情について語っています。著者は、事務作業の基本的な流れや自動化の難しさ、そして日常的に人との調整が求められることに焦点を当てています。その中での挑戦や楽しさについても触れています。
要約(箇条書き)
- 事務作業のイメージは「発注処理や請求書」。
- 発注、受領、請求、見積もりなどの業務を担当。
- お金に関わる一連の流れを管理することが主な業務。
- 自動化の期待があるが、実際には細かな調整が必要。
- 上層部の導入したシステムは現場のニーズに応えられない。
- 「人」との調整が仕事の中で最も神経を使う部分。
- さまざまな対人関係のバランス取りが求められる。
- 評価されることが少ないが、事務作業への情熱を持って取り組む。
事務の仕事というと、「発注処理とか、請求書とか、なんかそういうやつでしょ?」というイメージがあるかもしれません。たしかにそれも正解です。内容によっては未経験でも始められることもあると思います。でも、私の場合はそこからが本番です。⸻「払う」と「受け取る」——お金に関わる事務の基本私が担当しているのは、発注・受領・請求・見積といった、いわゆる“事務の基本”。会社が取引先に「お金を払う」ための手続きや、お客様からの依頼に対して「いくらかかるか」を見積もり、仕事を受けたら「お金をいただく」までの一連の流れを管理しています。⸻自動化できそうで、できない現実「こういうの、もうシステムで自動化できるんじゃない?」なんて思われるかもしれません。でも現実はそう甘くありません。現場のことを知らない上層部が導入したシステムは、細かな調整やイレギュラー対応ができず、かえって柔軟性を失うことも。その結果、現場では結局、事務員が手作業で対応しているケースも多いのが実情です。⸻本当に大変なのは「人」との調整実は、私の仕事の中で最も神経を使うのがここ。納期が遅れそうなとき、何か不具合が起きたとき。それを伝える相手は上司、顧客、発注先と多岐にわたり、それぞれに事情があり、感情があります。ときには誰かが怒っていたり、落ち込んでいたり。そんなとき、どうバランスをとって前向きな解決策を見つけるか。これって、マニュアルも自動化も効かない、人間ならではの調整力が問われる仕事です。数えきれないやりとりや、臨機応変な判断、柔軟性そして何より“人間関係の交通整理”があります。そして、評価されることなんてほとんどなく。コスパの悪い「名もなき事務」です。でも楽しむべく、毎日頑張ってます。そんな事務のリアル、少しでも伝わったら嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。
Views: 0