デベロッパーのGame and Codeは4月22日、異変探しウォーキングシミュレーター『Office After Hours』を6月3日に正式リリースすることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Office After Hours』は、探索型ウォーキングシミュレーターだ。プレイヤーは、残業のため深夜まで会社に残る一社員として、無限ループと化したフロア内を脱出するべく探索する。フロアにはいくつかのデスクが置かれ、上司が別室で作業をしている。はじめは通常状態のオフィス内の様子をよく観察し、次のループでそれとは異なる異変が見つかれば引き返し、異変がなければ先へ進むという『8番出口』と同様のルールに則りながら進行。また、ちょっとした謎解きも進めることで行動範囲が広がっていくという謎解き探索アドベンチャーの要素も併せ持つことが特色だ。

本作は、俗に「8番ライク」と呼ばれる形式の異変探し・間違い探し系の3Dアドベンチャーとして開発スタート。幾度かのβテストとDiscordサーバーでのテスターフィードバックを受けながら、ただの間違い探しとは違う独自のプレイ体験が得られるアノマリーホラー作品として完成したとのこと。

今年2月のSteam NEXTフェスにて最初の無料体験版が配信となった際、筆者も本作体験版をプレイした。そこでは、「これに気付かない方が難しい」と思わず笑ってしまうようなジョーク風の異変にも多数遭遇した。単にホラー要素が押し出されるだけでなく、そうしたくすっと笑えるような異変もさまざま盛り込まれているようだ。製品版では、体験版にはない数多くの新たな異変だけでなく、未公開の新たなマップと、そこへ至るための謎解きが追加されているとのこと。ストアページによれば合計40個以上の異変が収録されるとのことで、新たなマップでの探索とともに、“新異変”の登場にも期待が高まる。

デベロッパーのGame and Codeは、Tobias氏によるインディースタジオだ。同氏はソフトウェア開発者であり、プログラミングやゲームデザインなどの経験が豊富だという。『Office After Hours』はGame and Codeにとってデビュータイトルとなる。本作は、『8番出口』のような異変探しゲームや、職場での不安、現代社会における生産性へのプレッシャーに触発されて開発されたそうだ。

『Office After Hours』は、PC(Steam)向けに6月3日リリース予定。

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