テレビ東京で放送中のドラマ9『失踪人捜索班 消えた真実』。元警視庁捜査一課の刑事・城崎達彦役の町田啓太が主演を務め、城崎の捜査一課時代のバディで協力者の刑事・笹塚晋平を小泉孝太郎が演じる、完全オリジナル脚本のサスペンス・エンターテインメントだ。
第1話の放送から注目を集め、無料動画配信サービス「TVer」でもテレ東放送ドラマトップクラスの反響を得るなど話題を呼んでいる。
本作は、最愛の妻・恵子(泉里香)が失踪した事件の捜査が急に打ち切られたことに疑問を持って警察を辞職し、民間の失踪人捜索チームを立ち上げた城崎が、各分野のプロフェッショナルたちと共にさまざまな事件に挑む物語。
失踪者たちを取り巻く人間ドラマ、徐々に見えてくる大きな闇といったハラハラドキドキの展開の中で見逃せないのが、主人公・城崎を演じる町田啓太の安定感だ。
町田といえば、端正なビジュアルと品のある佇まい、身体能力の高さを活かした迫力あるアクションなどを活かして幅広い芝居を見せてきた実力派。
『HiGH&LOW』シリーズにおいては重い過去を背負うキーマンの一人として物語を大きく動かし、NHK大河ドラマ『青天を衝け』の土方歳三役では芯のある生き様と美しい殺陣で強い印象を残した。
町田啓太演じる土方歳三はあまりにも美しかった 『青天を衝け』に刻まれた2人の男の死
遂にこの時が来てしまった。NHK大河ドラマ『青天を衝け』第26・27回は、徳川幕府が滅び、新政府が立ち上がるという形で、かつて「…
連続ドラマ初主演を務めた『西荻窪 三ツ星洋酒堂』(MBS)では人の良いお坊ちゃん育ちのバーテンダーをスマートかつ温かく演じ、『チェリまほ』こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)では爽やかさと内面のかわいらしさがチャーミングなイケメン役で見るものをキュンとさせたほか、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』でも「三舟の才」と称された藤原公任を上品な愛嬌を持って表現した。
いい意味であくがなく、どんな役でもリアリティを感じさせるのが抜群に上手い。高い表現力と演技における引き出しの多さが大きな魅力と言えるだろう。

そんな彼が本作で演じている城崎は、最愛の妻が失踪したことをきっかけに警察を辞職し、失踪案件専門のチームを立ち上げたという行動力のある人物。
天才的なIT技術者・清水透一郎(菅生新樹)、演技の達人・間宮凛子(武田玲奈)、本職の私立探偵・仲根将(片桐仁)ら、一癖も二癖もあるメンバーを冷静かつ穏やかにまとめるリーダーを確かな安定感で描き出している。
編集部の感想:
町田啓太の主演ドラマ『失踪人捜索班』は、彼の安定した演技力が際立つ作品ですね。キャラクターの深みや人間ドラマが巧みに描かれ、視聴者を引き込む要素が満載。今後の展開も楽しみで、町田のさらなる活躍に期待が高まります。
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