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生物学者10人が語る研究への情熱『先生!なぜその生きものに惚れたんですか?』8月26日発売


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2025-08-26

ニュース

株式会社玄光社は、生物学者10人の研究記録を明らかにする異色のインタビュー集『先生!なぜその生きものに惚れたんですか?』(著:ほとんど0円大学編集部)を、2025年8月26日(火)に発売します。

Amazon販売ページ:https://amzn.to/4n017xc

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ウォンバット、ナメクジ、カモノハシ、ナマコ、カラス……。ちょっと変わった、でもどこか惹かれる生きものたち。

本書では、そんな彼らを熱心に研究する生物学者たちが、自らの研究人生と生きものたちの魅力的な生態を語ります。

なぜその生きものを研究しているのか? どのように出会い、何に心を動かされたのか? 研究のきっかけ、観察のよろこび、フィールドでの苦労、思いがけない発見。インタビューによって語られる、先生たちのリアルな声。

失恋をきっかけにナマコに出会い、運命が大きく変わった先生、研究対象に愛着が湧き、生きたまま解剖することへ葛藤する先生など…十人十色のドラマがここにはあります。

シャチやナマコなどダイオウイカなど

◆本文一部抜粋

・ウォンバットの研究より

高野光太郎先生

「肉食獣が首に噛みつこうとした瞬間、ウォンバットはお尻を上げてその頭を巣穴の天井で挟みます。それを何度も繰り返しているうちに、敵は頭蓋骨が粉砕され、息絶えてしまう。たまにウォンバットの巣穴の前で死んでいる肉食獣が見つかるのは、そのためだと考えられています。だからオーストラリアでは、ウォンバットの巣穴を見つけても絶対に腕を入れてはいけないと言われています」

ウォンバットウォンバット解説

・キイロシリアゲアリの研究より

アヤコゴト氏

「愛着、湧いちゃいます。だからまだ生きてる個体を解剖するのは、悲しいですね。データを取って研究を進めるためには、そういうことも躊躇なくできた方がいいんでしょうけど、どうしても長く飼育したいという気持ちもあって、そのあたりのせめぎ合いに日々苦しんでいます」

キイロシリアゲアリ

◆発売前からSNSや書店員の間で反響多数!

「惚れポイントがわかりやすく、大変興味がわきました。」

「オーストラリア以外では動物園ですらお目にかかれない珍獣中の珍獣カモノハシなど、なかなかに知的好奇心をかきたててくれる内容で読み応えがあった」

「意外と成り行きでその生きものの研究を始めたという方も多くて驚きました。何かについて深く知ろうとすることの魅力が伝わる本でした」

「本書の最大の魅力は、研究者の『生きものへの惚れこみ』が、そのまま知的冒険となっている点にある。研究とは何かを知るには、論文よりもこの一冊のほうがずっと深く、そして楽しく教えてくれるだろう」

「子どもたちにとっては、『学ぶことは、こんなに面白くて、時に滑稽で、でも大切なんだ』と思わせてくれるはず。これは、生物の解説書ではなく、”学ぶという営み”そのものを描いた書物だ」

「希少生物のウォンバットはお尻がカッチカチ。キイロシリアゲアリの長期貯蔵の仕組みが解明されると社会はどう変わるのかな。カモノハシから哺乳類最初の分岐点が見えてくる。海の掃除屋オオグソクムシ。ナメクジ、カラス、ダイオウイカ。研究者は実に面白い。生物には無駄がない。人間の体にも無駄はないが、無駄がある。続編に期待!」

彼のほとんど

◆ラインナップ

・ウォンバット

「かわいい見た目で残虐な一面もある
ギャップ萌えアイドル」

サンシャインコースト大学 Detection Dogs for Conservation 研究員
高野光太郎

・ナマケモノ

「動物なのに、動かない
ナマケモノに学ぶ生き残り術」

奈良教育大学 自然環境教育センター 特任准教授
村松大輔

ナマケモノ

・キイロシリアゲアリ

「交尾は生涯一度きり。なのに10年以上産卵を続ける

女王アリの秘密にせまる」

甲南大学 理工学部 准教授
goto ayako

・シャチ

「霧の彼方に背鰭(せびれ)を探して……
北の海に棲む 謎に包まれた生態を追う」

東海大学 海洋学部 教授
大泉 宏

・ナマコ

「脳を持たないナマコに学ぶ
シンプルで大胆な生き様『なまこも~ど』のススメ」

黒島研究所 特別研究員、東京大学医学部附属病院 助教
一橋和義

・カモノハシ

「ヘンテコなのが魅力的!
独自路線で生き続ける 元祖・哺乳類」

愛知学院大学 教養部 准教授
浅原正和

カモノハシ

・ナメクジ

「カタツムリと明暗を分けた
不快害虫のエレジー」

岡山科学大学生物地理学部准教授
宇高寛子

ナメクジ

・オオグソクムシ

「『わからなさ』を観察することで、
深海生物の『心』に迫る」

信州大学 繊維学部 准教授
森山 徹

・カラス

「時として人に煙たがれる生き方から見えてきた
たくましさと愛嬌」

東京大学総合研究博物館 特任准教授
松原 始

・ダイオウイカ

「世界一巨大なイカの
精子のサイズを知りたくないか?」

島根大学 生物資源科学部 教授
広橋教貴

ダイオウイカ

■著者プロフィール

ほとんど0円大学編集部

ウェブマガジン「ほとんど0円大学」の編集部。大人に向けて、大学という知の宝庫をもっと身近に感じてもらうことをめざし、2014年に活動を開始。ユニークな視点を持った研究者へのインタビュー記事をはじめ、誰でも利用できる大学施設の紹介、公開講座のレポートなどを通して、生活の中に知的な刺激を取り入れるきっかけを届けている。

https://hotozero.com/

【書籍仕様】

  • タイトル:先生!なぜその生きものに惚れたんですか?
  • 発売日:2025年8月26日全国発売
  • 判断タイプ:46および判断192ページ
  • 定価:本体1,800円+税
  • 出版元:株式会社玄光社
  • ISBN:9784768330654
  • Amazon販売ページ:https://amzn.to/4n017xc

記事の執筆者

Minima編集部

小動物のかわいさと、ペットとしてお迎えするときに知っておきたい情報を、Minima編集部がお届け。

おうちでの豊かでしあわせな暮らしをサポートします。

なお編集部のペットはクレステッドモルモット。実体験に基づいた、確かな情報をお伝えしていきます。

本記事に関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします。

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編集部の感想:
生物学者たちの生きものへの情熱が詰まった『先生!なぜその生きものに惚れたんですか?』は、研究の裏側や感動的なエピソードが描かれており、興味深いです。珍しい生きものたちを通じて、学びの楽しさや大切さを再認識できる良い機会になるでしょう。研究者の思いが直接伝わるインタビュー形式も魅力的で、幅広い読者に想像力を刺激する内容だと思います。

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