しかし、京都国際に対する差別的な投稿は止まず、球児を案じる声や「高野連は声明を出すべき」「法的措置をとってほしい」などとの意見もSNSで広がった。
こうした状況を踏まえて、主催者としてどのように対応するのか、弁護士ドットコムニュース編集部は高野連に聞いた。
高野連は同日、次のように回答した。
「日本学生野球憲章第2条『学生野球の基本原理』5項に、学生野球は、一切の暴力を排除し、いかなる形の差別も認めないと明記されています。
高校野球はこの基本原理に基づいて、大会運営を行っています。
大会前日の8月4日、当連盟HPに『第107回全国高等学校野球選手権大会』における誹謗中傷等への対応について」という内容を大会主催者である朝日新聞社と連名で発信しました。そこに書かれた考え方で今後も大会運営していきます」
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甲子園連覇目指す京都国際高校へまたXに差別投稿相次ぐ 京都府と京都市が削除要請
開催中の全国高校野球選手権大会で初戦を突破した京都国際高(京都市東山区)に対し、昨夏の大会に続き、再びX(旧ツイッター)上で民族差別的な投稿が相次いでいることを受け、京…
コメント抜粋:


🧠 編集部の感想:
このニュースは非常に遺憾です。スポーツの場で差別的な発言が飛び交うことは許されない行為であり、教育の一環としても問題があります。高野連が適切な対応を行い、より良い社会を目指してほしいと思います。
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【弁護士ドットコム】夏の甲子園に出場した京都国際(京都府代表)に対して、SNSで差別的な投稿が相次いだ。同校は韓国系の民族学校をルーツとし、校歌が韓国語であることから、試合中継のたびに「朝鮮へ帰れ」といった投稿が見られた。