太くておいしいソーセージが大好きです。とくに、ローストまたはグリルして、こんがり焼き目がたっぷりついているものが好みです。
料理番組『Barefoot Contessa』でおなじみのIna Gartenさんも私と同じらしく、キルバサソーセージ(長いU字形をしたポーランドのソーセージ)独特の味わいを最大限に引き出すレシピ「ハッセルバック・キルバサ」を考案しています。
ハッセルバックのやり方
ハッセルバックとは、食材に切り込みを小刻みに入れることです。
切り落とす寸前のところまで包丁を入れます。そうすれば、食材がつながった状態をキープしながら、こんがり焼ける表面積を増やせます。
同時に、ソースやグレーズ(味をつけるために塗る「タレ」)のたまり場もできます。
どんな料理であれ、ポイントは食材のおいしさを引き出すことですが、ハッセルバックなら、包丁で一手間加えるだけで、そのおいしさを倍加できるのです。
ハッセルバックでおいしくなる食べ物
一般的にこの技法で調理されるのは、ジャガイモやバターナッツカボチャといった、炭水化物を多く含んだ食べものです(火の通りが速くなるため)。以前、ハッセルバックされたトマトも見たことがあります。とはいえ、このちょっとした一手間は、大きなソーセージにも効果テキメンです。
すでに述べたように、Inaさんのウェブサイトには、キルバサソーセージを使ったすばらしいローストソーセージのレシピが掲載されていますが、似たような食感のスモークソーセージなら、どれでもうまくいくと思います。
ソーセージを2倍おいしくする方法
まずは、ソーセージに切り込みを入れていきます。ソーセージ直径の2/3ぐらいのところまで包丁を入れます。切り込みと切り込みの間隔は1/4インチ(約6mm)ぐらいです。
完全に切り離してしまわないように注意してくださいね(以前にご紹介したハッセルバックポテトを作るときと同じように、箸をストッパーとして使うといいでしょう)。
425°F(約220°C)のオーブンで約30分、ソーセージがこんがりカリカリになるまでローストします。途中、10分おきにグレーズ(Inaさんが使っているのはハニーマスタード)をハケで塗ります。
これに、ハッセルバック・ポテトとハッセルバック風カプレーゼ(トマトとモッツァレラチーズのサラダ)を添えれば、きっと最高においしい「ハッセルバック祭り」が楽しめますよ。
訳:ガリレオ
──2022年11月05日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
Source: Barefoot contesta
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