CROSSZONE CZ-W1

「春のヘッドフォン祭 2025」が4月26日に東京・丸の内のステーションコンファレンス東京で開催。ここではトライオード、ナイコム、サウンドアースなどのブースをレポートする。

トライオード(CROSSZONE)

CZ-12

トライオードブースでは、頭外定位ヘッドフォンのCROSSZONEブランドから、「CZ-10」と同じドライバーを使用しながら、ヘッドバンド部を改良、軽量化した「CZ-12」を参考展示。価格は9万円を切るくらいの見込みとしている。

デジタルで頭外定位を実現するというブランド初のワイヤレスヘッドフォン「CZ-W1」を参考展示。価格は3万から4万円程度の見込み。従来のCROSSZONEならではの頭外定位を実現するモードの他に、低音をブーストする機能も備えており、ワイヤレス化するだけでなく、進化した機能を取り入れたワイヤレスヘッドフォンになるとのこと。

CZ-W1

ナイコム

GRADO Signature S950

ナイコムブースでは、GRADOの「HP100 SE」に続くSignatureシリーズ第2弾で、木製ハウジングを採用した「Signature S950」を試聴展示。価格は352,000円。

ドライバーはHP100 SEと同じくGrado 52mm Sドライバーを搭載。アルミ削り出しのHP100 SEに対し、同社の伝統である木製ハウジングを踏襲し、ブラジリアン・ウォールナットを採用することで、独自サウンドシグネチャーを生み出したという。

HP100 SE(左)、Signature S950(右)

25日より発売したLETSHUOERブランドのイヤフォン「DX1」(23,000円前後)も試聴展示。11mm径アルミニウム・マグネシウム合金製ダイナミックドライバーを搭載し、ダイヤモンドパターン構造のトポロジー・ダイアフラムを採用している。全ての構成部品を自社開発しているのが特徴とのこと。

LETSHUOER DX1

ピクセル

C:03+M:02

ピクセルブースでは、Acoustuneブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「HSX1001 JIN-迅-」のアップグレードガジェットシリーズ第2弾となる「C:03」を参考出展。発売時期、価格は未定だが、こちらも有線接続用モジュール「M:02」が付属する予定だが、「C:02」とは別のカラーリングになる見込みだという。

C:03はジャーマンシルバー音響チャンバーとなり、音の傾向は真鍮ボディのC:02と比較して、低域は控えめになりつつ、中音域に寄せられ、解像感の高いフォーカス系のチューニングになっているとのこと。

また、ブースではOTAIRECORDが監修するHAKUブランドのアナログレコードプレーヤーを展示。すでに発売されている同ブランドのポータブルアンプ「HAKUshin」と同じ26,800円前後で、5月中に発売予定とのこと。フォノプリアンプを内蔵するほか、Bluetooth対応のため、小型のワイヤレススピーカーと組み合わせて、手軽にアナログレコードを聴ける環境が作れる。

HAKUのアナログレコードプレーヤー

ANIMAのヘッドフォン ANW03通常モデルも展示されていた

サウンドアース

サウンドアースのブースでは、DUNUブランドのイヤフォン3機種が参考展示。全て5月中の発売を予定しており、DD×2基、BA×6基の「Vulkan2」の価格は未定、DD×2基、BA×4基、Planar×2基の「DN242」が海外価格で399ドル程度、DD×1基、BA×4基、Planar×2基の「DN142」が同250ドル程度の見込みとのこと。

左からVulkan2、DN242

DN142

QoA Japanブランドからも、フラッグシップイヤフォン「Martini」と、「Bijou」を参考展示していた。MartiniはBA×4基、DD×1基、BC×1基の構成で、5月末頃発売、海外での価格は599ドル程度。BijouはBA×2基、DD×1基、Planar×2基の構成で、発売時期と価格はともに未定とのこと。

Bijou

Iida Piano

CAMERTON BINOM-ERと試聴システム

Iida Pianoブースで注目を集めていたのは、前回に引き続き展示されているCAMERTONのヘッドフォン「BINOM-ER」(990,000円前後)。今回の展示では、試聴アンプの種類を増やし、様々な環境を試せるようになっていたほか、Brise Audioによる「BINOM-ER」専用ヘッドフォンケーブル(390,000円前後)の展示も行なっていた。

Brise Audioの「BINOM-ER」専用ヘッドフォンケーブル

また、BINOM-ERの試聴用に用意されたヘッドフォンアンプの中にHeart Field「アリアドネ」を参考展示。近日発売で、価格は38.5万円前後の見込みとのこと。

Heart Field アリアドネ

また、飯田ピアノでは試聴機レンタルサービスを開始。直販サイトにて、対象製品を「レンタルサービス」として注文すると、到着日から7日間借りられる。レンタル料は返送料込みで、返送にも使えるレンタル専用の梱包で発送されるとのこと。BINOM-ERは対象外だが、KuraDaブランドのヘッドフォンや、Heart Fieldのイヤフォンなどを自宅の環境でじっくり試聴できるサービスになっている。



フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link