2025年7月9日:コストパフォーマンスに優れたミニPCの選び方
最近、ミニPCは「普通に使えるデスクトップPCを3~5万円で買える」という常識を覆し、一大ジャンルとして確立しています。しかし、製品数が急増し、選択肢が多すぎて迷ってしまうのも事実です。そこで、この記事ではコストパフォーマンスに優れたローコスト帯のミニPCに焦点を当て、CPUによる性能差や製品選びのポイントを解説し、おすすめの5モデルを紹介します。
Intel N150モデルとRyzen搭載モデルの状況
まずは、2~6万円台のミニPCの現在の状況を見てみましょう。注目すべきは、Intelの低消費電力CPU「Intel N100/N95」が搭載されたモデルの登場です。このシリーズは、第12世代Coreシリーズに組み込まれた「高効率コア」を使用していて、軽作業には十分な性能を持っています。最近では後継の「Intel N150」も登場し、実売価格に大きな差はありません。
Intel N100搭載のMINISFORUM「UN100P」。16GBのメモリと512GBのSSDを備え、実売価格は約2万8,000円
とは言え、Intel N100シリーズにはもたつきが感じられることがあるため、「普通にPCを使いたい」方には第12世代Core i5やノートPC向けのRyzen搭載モデル(約5万円)が推奨されます。これらは高い拡張性を持ち、2Dグラフィックスや軽作業、ゲームにも対応可能です。
価格別おすすめミニPC
以下におすすめのミニPCを価格帯別に紹介します。
1. GMKtek「NucBox G3 Plus」(約2万2,800円)
- CPU: Intel N150
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 512GB SSD
- 主なインターフェイス: USB 3.2、HDMI、2.5Gigabit Ethernet
GMKtek「NucBox G3 Plus」。実売価格約2万2,800円
2. GEEKOM「A5」(約3万6,000円)
- CPU: Ryzen 5 7430U
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 512GB SSD
- 主なインターフェイス: USB 3.2、HDMI、2.5Gigabit Ethernet
GEEKOM「A5」。実売価格約3万6,000円
3. GMKtek「NucBox M7」(約4万6,300円)
- CPU: Ryzen 7 Pro 6850H
- メモリ: 16GB DDR5
- ストレージ: 512GB SSD
- 主なインターフェイス: USB4、Oculink
GMKtek「NucBox M7」。実売価格約4万6,300円
4. AOOSTAR「GEM10」(約4万8,900円)
- CPU: Ryzen 7 6800H
- メモリ: 16GB LPDDR5
- ストレージ: 512GB SSD
- 主なインターフェイス: USB4、3基のM.2スロット
AOOSTAR「GEM10」。実売価格約4万8,900円
5. MINISFORUM「UM750L Slim」(約5万2,800円)
- CPU: Ryzen 5 Pro 7545U
- メモリ: 16GB LPDDR5
- ストレージ: 1TB PCIe 4.0
- 主なインターフェイス: USB4、HDMI、DisplayPort
MINISFORUM「UM750L Slim」。実売価格約5万2,800円
価格比較と購入時の注意点
ミニPCは異なるショップで価格や特典が異なるため、安く購入できるところをよく調べてから決定することが重要です。特に、今回紹介したローコストミニPCでは、この傾向が顕著です。
これらの情報を参考にして、自分に合ったミニPCを選んでみてください。
🧠 編集部より:
この記事では、近年注目が高まっているミニPCについて解説しています。特に、低価格でのコストパフォーマンスに優れた製品に焦点を当てています。以下に、ミニPCのハイライトや選び方のポイント、関係するリンクをまとめました。
ミニPCの現状と選び方
- ミニPCの魅力:わずか3~5万円程度で購入でき、一般的な作業に十分な性能を持つデスクトップPCが手に入るため、需要が急増しています。
- CPUの選び方:IntelのNシリーズやAMDのRyzenシリーズが主流で、それぞれの性能や用途に応じて選ぶことが重要です。
おすすめモデル
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GMKtek「NucBox G3 Plus」
- 価格:約2万2,800円
- 仕様:Intel N150、16GB RAM、512GB SSD、2.5Gigabit Ethernetなど、インターフェイスが豊富。
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GEEKOM「A5」
- 価格:約3万6,000円
- 仕様:Ryzen 5 7430U搭載、8コア/16スレッド。
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GMKtek「NucBox M7」
- 価格:約4万6,300円
- 仕様:Ryzen 7 Pro 6850H、OculinkやUSB4対応の高性能機。
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AOOSTAR「GEM10」
- 価格:約4万8,900円
- 仕様:Ryzen 7 6800H、M.2スロットが3基。
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MINISFORUM「UM750L Slim」
- 価格:約5万2,800円
- 仕様:Ryzen 5 7545U搭載、消費電力が少なく静音性が高い。
ミニPCを選ぶ際のポイント
- 用途に合ったCPUを選択する:DTPや動画編集など重い作業には高性能CPUが必要です。
- インターフェイスの充実度:接続端子の種類が多いと、周辺機器の接続に便利です。
- ショップの価格比較:取り扱いショップによって価格や付属クーポンが異なるため、購入前にリサーチが必要です。
背景や豆知識
- ミニPCの登場背景:以前はデスクトップPCが多くを占めていましたが、最近のテクノロジーの進化により、小型化が進み、ミニPCがトレンドになりました。
- 省エネ性が高い:ほとんどのミニPCは消費電力が非常に低く、エコな選択としても人気です。
関連リンク
ミニPCはコストパフォーマンスが良く、さまざまなニーズに合わせて選べる製品です。自分の用途に最適なモデルを見つけて、快適なPCライフを楽しみましょう!
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キーワード選定: ミニPC
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