25年5月12日~5月16日に掲載された決算の記事は以下のとおり。
■ 2025年5月12日 (月)
■ 2025年5月13日 (火)
■ 2025年5月14日 (水)
■ 2025年5月15日 (木)
■ 2025年5月16日 (金)
■ 2025年5月12日 (月)
■ドリコム、26年3月期は『ウィズダフネ』通年寄与で営業益792%増の10億円とV字回復を計画 「ウィザードリィ」経済圏は100億円規模に成長
■セガサミーHD、25年3月期決算は「スマスロ北斗の拳」ヒットの反動減で売上高8%減、営業益16%減に 遊技機事業回復で今期は増収・営業増益見込む
■ドリコム、25年3月期決算は『ウィズダフネ』の貢献で売上高29%増の126億円と増収達成 新作と開発中のタイトルの減損計上で10億円の最終赤字に
■ドリコム、『ウィズダフネ』の第4四半期売上は24.8億円とQonQで増収 Steam版と中国語配信に加え『ブレバス』コラボ効果 3月は11.8億円と最高水準に
■イー・ガーディアン、2Q(10~3月)決算はソーシャルサポートの伸長で増収増益に ゲームサポートは家庭用ゲーム機やPCゲームの案件獲得に注力
■DeNA、26年3月期は業績予想の開示を再開する意向 19年3月期以来 『ポケポケ』運営の安定化次第で
■SANKYO、25年3月期決算は営業利益1.5%増の736億円…パチンコ・パチスロ両市場で年間トップシェア、業界初の快挙
■セガサミー、26年3月期の新作リリース計画を発表 フルゲーム5本、F2P4本を予定 F2P中心に増収を計画
■セガサミーHD、25年3月期のコンシューマ分野は営業益28%増の281億円と増益 リピートとDLC販売好調 新作は発売タイトル半減で減収
■DeNA、累計DL数1億突破の『ポケポケ』の平均MAUは5100万と明かす 「当社の強みが典型的に表れている」(岡村社長)
■5月12日の主なゲーム・エンタメ関連企業の決算発表…ドリコムとセガサミーHDが3月本決算を発表
■ 2025年5月13日 (火)
■カバー、『hololive OFFICIAL CARD GAME』は「想定を大きく上回る販売実績」 半年強の運営ながらTCG市場における中堅規模のタイトルまで急成長
■カプコン、26年3月期は前期に続き売上、利益とも過去最高を計画 『モンハンワイルズ』などリピートタイトル中心に拡大 新作は販売本数減の見通し
■サンリオ、25年3月期決算はインバウンド需要の取り込みやライセンス事業の好調で2ケタ超の増収増益を達成
■BOI、3月中間決算は売上高15.7%減の65億円、営業利益17.8%減の10億円と2桁減収減益…『メメントモリ』経年の減収と広告効率悪化で、新作への開発投資も
■ネクソン、第1四半期決算は『アラド戦記』『メイプルストーリー』の貢献で増収・営業増益 為替差損と減損損失で最終は大幅減益
■ハピネット、25年3月期決算は利益率の高い玩具事業やアミューズメント事業の伸長で売上高4%増、営業益34%増に
■タカラトミー、25年3月期決算は売上高2502億円、営業益248億円と過去最高 トミカやプラレールがキダルト向け拡大 ガチャやキディランドもインバウンド需要取り込み
■カプコン、25年3月期決算は売上高11%増、営業益15%増 大型新作『モンハンワイルズ』の投入で4Qに伸長 今期も2ケタ増収・営業増益を見込む
■カバー、25年3月期決算は売上高43%増、営業益44%増 すべてのサービス分野で大幅な増収に成 今期は上期に将来の成長を見据えた事業投資が先行
■グリーHDのゲーム事業…3月27日リリースの新作『まどドラ』は各種KPIも好調…4Qから業績に本格寄与へ ライブサービスゲーム1本の本開発がスタート
■5月13日の主なゲーム・エンタメ関連企業の決算発表…ネクソンが1Q、BOIが2Q、円谷フィールズとカバー、タカラトミー、カプコンが3月本決算の発表
■ 2025年5月14日 (水)
■ソニーグループ、第4四半期(25年1~3月)の音楽分野ゲームの売上高は11%増の231億円…『FGO』運営、『まどドラ』を3月27日リリース
■スクエニHD、25年3月期のスマホ・PCブラウザは営業益40%減の85億円と大幅減益…既存タイトル減衰、前年計上されたロイヤリティ剥落
■スクエニHD、25年3月期のMMOは売上高17%増、営業益13%増と2ケタ増収増益…『黄金のレガシー』貢献、安定した利益獲得で収益支える
■スクエニHD、25年3月期のHDゲームは減収も営業利益33億円の黒字転換…『DQ3』が想定以上の売上、コンテンツの償却費や評価損がなく
■フリュー、25年3月期決算は世界観ビジネスをけん引役に売上高は増収を確保 ガールズトレンドビジネスは減収減益に
■スクエニHD、25年3月期決算は営業利益24%増の405億円…『ドラクエIII』想定上回る、『FF14』拡張パッケージも貢献
■コムシード、25年3月期決算はモバイル事業の拡大で増収・営業増益に ブロックチェーン事業の整理で特別損失を計上
■ソニーグループ、25年3月期のゲーム事業は営業益43%増の4148億円と大幅増益…PS5本体や自社ソフト減収もPSNetwork、サードパーティ好調
■ソニーグループ、米国関税政策の影響は営業利益で1000億円程度 米中関税引き下げは織り込まず PS5は米国内で在庫積み上げ、生産地の分散化で対応
■enish、1Q(1~3月)決算は『ラスメモ』の伸び悩みなどをコスト圧縮で補えず減収・赤字計上に 『雀エボライブ』を今夏リリースへ
■MIXI、25年3月期決算は売上高5%増、営業益38%増 スポーツ事業拡大やタイミー株の一部売却などによる投資事業の貢献で 今期は2ケタ減益の見込み
■東京通信グループ、1Q(1~3月)決算は収益貢献度の高い事業に経営資源を集中して営業黒字転換 ハイカジで新たなヒットタイトルが誕生
■東京都競馬、第1四半期決算は営業利益16%増の32億円…大井競馬やSPAT4増収、倉庫事業も拡大
■エクストリーム、2025年3月期決算は営業益38%増の15億1700万円…受託開発とゲームライセンス収益拡大、Dragami Games貢献
■ソニーグループ、25年3月期決算は営業利益16%増の1兆4071億円と増益…好調なゲーム&ネットワークサービス事業がけん引
■5月14日の主なゲーム・エンタメ関連企業の決算発表…enishが1Q、MIXIとフリュー、ソニーG、東映、スクエニHDが3月本決算を発表
■ 2025年5月15日 (木)
■コトブキヤ、3Q(7~3月)決算は売上高2%増、営業益1%減に 美少女プラモデル製品が売上に貢献 直営店舗の小売販売も伸長
■サイバーエージェント、第2四半期ゲーム事業は大ヒットゲームの反動減で減収減益 新規や周年で15%減益に留める 第3四半期から『ジージェネエターナル』貢献
■サイバーエージェント、3月中間決算は営業利益9.7%増の291億円…ABEMA中心とするメディア事業の営業利益47億円と収益化進む
■アエリア、1Q(1~3月)決算はITサービス事業とコンテンツ事業が黒字転換 アセットマネージメント事業も大幅増益で全体でも大幅黒字転換
■まんだらけ、3月中間決算は営業利益21.9%減の9億3400万円…計画上回る売上も人件費や役員退職金引当金を計上
■ボルテージ、3Q(7~3月)決算は売上高20%減 、600万円の営業赤字を計上 広告宣伝費の減少など費用の削減で赤字幅は縮小
■サイバーエージェント藤田社長、『ジージェネエターナル』は「好調なスタート。ユーザー評価も非常に高く、これからが楽しみ」とコメント
■イマジニア、25年3月期決算は売上高8%増、営業益32%増 パッケージゲーム8タイトル、スマホゲーム1タイトルをリリース
■カヤック、1Q(1~3月)決算は売上高比19%増、営業益53%増に 主力のハイカジで新作2本リリース
■ブシロード、第3四半期決算は営業利益41倍の28億円とV字回復 ヴァイスシュヴァルツやヴァンガードなどTCGが国内外で拡大 フィギュアやプライズも高成長
■KLab、1Q(1~3月)決算は『ブレソル』など既存タイトルの堅調な推移で売上高は3.4%増に 営業赤字幅は2億8800万円に縮小
■ブシロード、25年6月通期の業績予想を上方修正 営業利益30億円→41億円に増額 主力のTCGが業績拡大けん引、バンドリ!好評でライブエンタメやMDも計画上回る
■マイネット、1Q(1~3月)決算は売上高13%減、営業益1%減に 「セカンダリー領域」の既存タイトル好調で社内目標を超過
■バンナムHD、「ガンプラ」新工場について下期以降の稼働に向けて準備中…新工場の詳細は近々発表
■楽天モバイル、24年12月期決算は売上高2841億円、営業損失2706億円…契約回線数増加とコスト最適化で営業損失は着実に縮小傾向
■5月15日の主なゲーム・エンタメ関連企業の決算発表…KLabとカヤック、マイネットが1Q、サイバーエージェントが2Q、ブシロードが3Q決算を発表
■ 2025年5月16日 (金)
■メガチップス、25年3月期決算は営業利益60%減の21億円…任天堂ハード向けLSIが需要減
■平和、25年3月期決算は営業利益18%増の276億円 高採算のパチンコ機のゲージ盤販売が拡大 26年3月期はアコーディアゴルフHD貢献
■アクセルマーク、3月中間決算は営業損失2億3000万円…広告事業低迷、トレカとヘルスケア中心の事業構造に転換中
■ソニーG、ゲームと映画、アニメ、音楽のグループ内連携推進 ゲームIP10作品以上の映画・ドラマ制作中 多面展開でより速くより大きく育てる時代へ
■オルトプラス、2Q(10~3月)は主力の運営タイトルのユーザー課金額の減少で減収・赤字計上に 自社パブリッシングタイトルの拡充に注力
■フリュー、25年4月の月次売上高は2.5%減の34億5600万円…海外物販と高価格帯ホビー好調もプリントシール苦戦
■クルーズ、25年3月期決算はGameFi事業の損失計上などで10億2500万円の営業赤字に
■monoAI technology、第1四半期決算は売上高3.7%増の4億1500万円、営業損失800万円と増収・赤字幅縮小と業績改善
■アルファポリス、25年3月期決算は売上高31%増、営業益41%増に アニメ化タイトルや新作タイトルが好調
■京楽産業.、24年12月期決算は売上高19%減の279億円、営業損失131億円と減収・赤字幅拡大
■5月16日の主なゲーム・エンタメ関連企業の決算発表…東映アニメが3月本決算を発表
🧠 編集部の感想:
最近の決算報告では、特にドリコムのV字回復やカプコンの過去最高利益計画が印象的でした。ゲーム業界全体が新作の投入や既存タイトルの強化で成長を続けているのが見受けられますが、一方で、スクエニの減益も示すように競争が激化している点は注意が必要です。今後の業界動向に目が離せません。
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