声優/アーティストとして活躍する水樹奈々さんが、NHKで放送中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演する。

水樹奈々さんが演じるのは、湯屋の主人であり狂歌師の元木網(もとのもくあみ)の妻・すめ。狂名“智恵内子”(ちえのないし)としての側面を持ち、夫とともに天明狂歌を牽引する人物だ。

出演にあたって水樹奈々さんは、「まさか私が大河ドラマに?!」とオファーを振り返りつつ「初めて尽くしで緊張の連続ですが、全力で演じさせていただきます!」と意気込んでいる。

水樹奈々、NHK大河初出演 天明期の女性狂歌師“智恵内子”役

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築き、“江戸の出版王”へと成り上がる“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く大河ドラマ。

主人公の蔦屋重三郎を演じるのは、『正体』で第48回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞の受賞も記憶に新しい横浜流星さんだ。

水樹奈々さんは今回、大河ドラマ初出演。演じるのは、ジェームス小野田さん(米米CLUB)演じる湯屋の主人・元木網の妻であるすめ。江戸時代中後期にあたる天明期の女性狂歌師・智恵内子の狂名も持つ。

横浜流星さん演じる蔦重とは、大田南畝(演:桐谷健太さん)や夫・元木網などが参加する狂歌の会で知り合い、親交を深めていくという役柄だ。

智恵内子は「私の活動とつながる部分が多々あり」

水樹奈々さんは、1997年に声優デビュー。歌手としては2000年にデビューし、2025年に25周年という節目を迎えた。数々のアニメ作品に出演して主題歌を担当するなど、長年にわたりシーンを牽引している。

水樹奈々「拍動」MV

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の出演にあたっては、「まさか私が大河ドラマに?!と、お声掛けいただいた時は本当にビックリしました」とオファーされた時のことを振り返る。

自身が演じる智恵内子について、「智恵内子は数少ない女性狂歌師で、キレがあり、ユーモアのセンスあふれる歌を詠むことで身分を超えてさまざまな人々とつながり、娯楽の少ない時代に笑顔になれる楽しみを夫や仲間と共に生み出していました」と説明。

加えて、「言葉を伝える、歌でつながり笑顔を届けることは、声優・歌手としての私の活動とつながる部分が多々あり、とてもご縁のある役をいただき光栄に思っています」と、自身と智恵内子との繋がりにも言及した。

なお『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~では、水樹奈々さん以外にも、高岡早紀さん(つよ役)、ジェームス小野田さん(元木網役)、ひょうろくさん(松前廣年役)、中川翼さん(みの吉役)、えなりかずきさん(松前道廣役)、高橋英樹さん(徳川治貞役)の出演が発表されている。

ポップポータルメディア「KAI-YOU.net」編集長。1985年生まれ。東京工芸大学アニメーション学科卒業後、エンタメのマーケティング・コンサル会社で業界誌やフリーマガジンの編集/記者として従事。2017年からKAI-YOU inc.、2020年1月から現職。アニメや声優といった領域を中心に、取材・編集・執筆を行っている。KAI-YOUフットサル主催。

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