散歩するのに最高のシーズン、ど真ん中。散歩マニアが多いライフハッカー編集部も色めきたっております。
ルールがないのが散歩の魅力。人それぞれ、十人十色の歩き方と「散歩の流儀」があるもの。
そこで今回は、ライフハッカー編集部員3名の「ちょい癖強め」な散歩の楽しみ方をご紹介。
ゴールデンウィーク、遠出しない人も散歩で非日常を楽しんでみては?
知らないバス停で降りて歩く、気になったら調べる
キラキラした新緑を楽しめる散歩がはかどる季節って、ほんと今しかないんです!
そんな絶好のタイミングを逃したくなくて、週末はよく散歩をしています。
目的は「パンを買う」「コーヒーを飲む」「本屋に行く」程度になんとなく設定して出かけます。
先日やってみたのが都バスに乗って「知らないバス停で降りて歩くこと」。
これがすごくよかった。まず神田方面に向かったものの土日ダイヤで思ってた停留所に停まらないという無知からくる驚きからスタート。
まったく土地勘もない「岩本町一丁目」で降りました。周りを見ても、知ってるものが何もないw
「神田駅って、ほぼ降りたことないよね」という話題から神田駅に向かって歩くことに。
そこから神田駅を抜けて大手町駅、東京駅まで見て、違うバスに乗って帰ってきたのですが気づきが多くて大充実でした。

散歩をしながら気づいて、疑問に思って、その場で調べたことだけでもこれだけありました。
- GWの岩本町は全然人がいなくて、道が広くて抜け感が気持ちいい
- 街が神田祭(5/8〜15)に向けて盛り上がっている(すでに神酒所で飲んでます)
- ずっと前に閉校していた旧今川中学校、いまは保育園に(いい活用!)
- 神田駅前は、なぜか海鮮居酒屋と立ち食い寿司屋が乱立
- 青海珈琲というセルフサービスのコーヒースタンドの水出しが安くて美味しい
- 壮大な景色を見た(上写真)。高速道路KK線の廃止を知った
- 大手町スクエアに、コワーキングのように使える快適スペースが
- 丸善 丸の内本店は、巨大本屋好きにはたまらない!至高!
これって、目的を持ってその場に向かうだけでは気付けなかったことばかり。毎度、外に出ることで得られる情報量の多さに圧倒されます。
普段仕事では「最短距離を狙いがち」なので、休日はリフレッシュついでにぶらっと歩くのがちょうどいい。
いわゆる繁華街でない街歩きおすすめです。気の合う人と思いつくまま話しながらのぶらぶらは、日頃の悩みもモヤモヤもなかったことに! 最高のマインドフルネスになりますよ。(丸山)
知らない場所で降りて、毎回新宿を目指す
💡こだわり1:カメラがあると散歩体験が違う!
写真を撮るようになってから、土日はもっぱら散歩で潰れています。
カメラを持っていると、撮るべきものを探すようになり、街の見え方が変わるので、個人的には散歩体験をネクストレベルに引き上げる最高のガジェット。
目的地がなくても散歩に出る理由が生まれるのも、デカい!

💡こだわり2:なにも考えずに電車に乗り、気分で降りる
知っているものを見に行くのではなく、予想してなかったものを生活に近い場所で見つけるのが散歩の醍醐味。
その瞬間まで行く場所は決めないようにしています。
「あらためて見ると、この駅名の字面、おもしろいな」「この駅、誰も降りないから私が降りるか」くらいな感じで決めてます。
💡こだわり3:ちょっとずつ新宿ににじり寄っていく
「なんとなく毎回同じ場所にゴールを設定しておく」のが、おすすめ。
全然知らなかった場所が、知っている場所につながる瞬間の快感には、言い表せないものがあります。
自分の場合は新宿なのですが、「この方角・角度から新宿に入っていくとこう見えるんだ!」みたいな感動が毎回得られて、喜びが蓄積します。(内藤)
散歩のお供に「方向だけ教えてくれるアプリ」
前提として私は現在、千葉の田舎に住んでいるのですが、散歩するなら都内に限る!
都内ってめちゃくちゃおもしろくないですか? 1〜2駅なら30分あれば歩けるし、なんなら地下を伝って別の街まで行けちゃう。コレは千葉にはない体験です。
特に学生時代、結構散歩してたんですよ。
それこそ、水道橋→原宿まで歩いてみたり、当時のバイト先があった神保町→東京駅まで歩いて通ってみたり……と今考えるとかなり歩いてますね。
そんなときに私が活用していたのがこのアプリ。

Waaaaay!です。読み方はうぇーい!です。
画像を見てもらえれば分かる通り、このアプリは地図を見て詳細な経路をチェックするのではなく、ざっくりと方角と距離だけ示してくれるので、それに沿って雰囲気で散歩できるんです。
これがあれば、あまり経路に気にせずに散歩ができるので、通りにあるお店をチェックしてみたり、普段通らない場所をあえて選んでみたりと、心にゆとりを持って散歩ができる気がするのでオススメです。(北田)
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