生成AIは仕事の効率化だけでなく、音楽や動画など、クリエィティブな分野でも活躍します。
音楽生成AI・SUNOは、直感的な操作で誰でも簡単に音楽を作れるツールです。
音楽の専門知識がなくても、テキストプロンプトから自分だけのオリジナル曲を生成できちゃいます。
ホラ、こんな感じ。こちらの動画からお聞きください。
かなり良い感じじゃないですか?
ということで、この記事ではSUNOの基本的な使い方を解説します。
SUNOとは?テキストから音楽を生成するAIツールを解説

SUNOは、テキストプロンプトから音楽を生成するAIツールです。
自分の言葉で曲のイメージを伝えるだけで、AIが音楽をつくりだすことが可能。ポップス、ロック、クラシック、ジャズ、EDMなど、多様なジャンルの音楽を生成できるのが特徴です。
無料プランでは、毎日50クレジットが付与されます。基本的に一度の生成で2曲作成され、10クレジットを消費します。
生成される曲はプロンプトや歌詞の内容に応じて、最長で約4分の楽曲を生成することができるんです。
生成した曲はリンクで共有したり、MP3形式でダウンロードすることも可能。
ただし、無料プランで生成した楽曲は非営利目的での使用に限られます。商用利用を希望する場合は、有料プランへの加入が必要です。
【画像で解説】SUNOの基本的な使い方|AIで簡単に音楽を作成する手順
ここからは実際にSUNOを使って楽曲作成をする様子をご紹介したいと思います。たぶん、あなたが思っている数倍はカンタンなはず。
1. アカウント作成とログイン

まずはSUNOの公式サイトにアクセスして、アカウントを作成します。GoogleアカウントやAppleアカウント、もしくは電話番号の登録でも可能です。
2. 新しい曲の作成を始める

ログイン後、ダッシュボード画面から「Create」をクリックして、新しい曲の作成をはじめましょう。
3. プロンプトと歌詞の入力

「Custum」を選択すると歌詞を入力できるようになります。「Full Song」を選択すると、プロンプトを入力して歌詞を生成する画面に切り替わります。
そこで今回は「ライフハッカー・ジャパン」をイメージしたBGMをつくってみることに(記事トップの音源が完成版)。
日本語でプロンプトを入力すると日本語の歌詞が生成されます。

今回は英語の方がライフハッカー・ジャパンの雰囲気に合う気がしたので、「Do everything better by Life Hacker Japan」と入力してみました。
すると2パターンの歌詞が生成されたので、左側の歌詞を選択しました。
4. 曲のスタイルとジャンルの選択
次に、「Style」の欄に音楽のジャンルや曲調を入力します。「Suggestions」から選択することも可能です。

試しに「techno」と入力しました。
5. 音楽の生成と再生

設定が完了したら「Create」ボタンをクリック。

すると、Workspaceに2曲生成されます。
選択すると曲のページに切り替わり再生できるようになりました。
6. 音楽のダウンロード

曲は「Download」または「share」ボタンをクリックしてMP3形式で保存したり、URLで共有できます。
より高品質な楽曲を目指す|SUNO活用術とChatGPT連携
歌詞の作成では、ChatGPTなどの他のAIツールを活用するのもオススメ。もちろん、日本語の歌詞でもコーラスの生成は問題なしです。
ただし「Style」欄は英語で入力することをオススメします。「Style」欄に日本語を入力すると、そのテキストが歌詞として反映される場合があるようです。
これは、Sunoが「入力されたテキスト」をプロンプトとして解釈するためです。
ジャンルの名前がわからない場合でも、曲のイメージをChatGPTに伝えて英語に翻訳してもらうとよいでしょう。
SUNOの無料プランと有料プランの違い・商用利用について

また、有料プランにアップグレードすると、生成できる曲が増え、生成後の歌詞の変更や曲のカットなど、細かい編集機能などが利用可能に。
- Proプラン:月額$10で、月間2,500クレジット(約500曲分)を利用可能。
- Premierプラン:月額$30で、月間10,000クレジット(約2,000曲分)を利用可能。
また、記事の執筆時点では、年間支払いを選択するとそれぞれ月当たりの金額が20%オフになります。本格的にSUNOで音楽制作をしてみたい人は、年間契約が良さそうですね。
SUNOを活用して広がる音楽制作の可能性
SUNOのような音楽生成AIは、クリエイティブな自己表現ツールとして活用可能。
例えば、友人や同僚へ曲をプレゼントしたり、ショート動画用のオリジナルBGMを制作したりするときに活用できるでしょう。
SUNOを使って、あなただけの音楽の世界を探索してみてはいかがでしょうか?
Source: SUNO