俳優の梅沢富美男(74)が、9日に自身のX(旧Twitter)を更新し、若かりし頃の女形姿を公開しました。梅沢はこの投稿で、当時の役作りにまつわるエピソードを披露し、多くのファンからの共感を呼びました。
彼は5日に「本当に本当に久しぶりの映画館での映画鑑賞」とツイートし、8日には「宮崎での映画鑑賞の答えは『国宝』でした」と明かしました。「とても良かった。エンドロールの最後まで席を立ちませんでした」と映画に感動した様子をつづっています。
梅沢は、若い頃に女形として『下町の玉三郎』と呼ばれていたそうで、「こんな歳まで役者をやれるのは、お客様のおかげです。改めて感謝です」と感謝の気持ちも表明しました。また、女形を演じるために女性の観察を始めた若き日々についての驚きのエピソードも紹介。銭湯から出てくる女性を観察している際に、「不審者」と間違われて警察に連行されたことがあったと語りました。さらに、母である龍千代から、色気を表現する舞や仕草について厳しく指導を受けたことも語り、その難しさに触れました。
投稿には多くのコメントが寄せられ、「めちゃ美しい…見惚れる」「とても綺麗ですね!女性より女を感じます」といった称賛の声が多く見られました。
梅沢のこの投稿とその背景は、彼の役者としてのキャリアの深さや、伝統的な女形の技術への情熱を改めて浮き彫りにしています。俳優としての彼の魅力は、今もなお色あせることなく、多くのファンを惹きつけています。
🧠 編集部より:
梅沢富美男さんの女形についての投稿は、彼の役者としての深い経験と情熱を示すものです。女形は日本の伝統芸能であり、特に大衆演劇では女性を演じる男性の役者を指します。梅沢さん自身も、女形としての技能を母から徹底的に学び、その表現力や所作を磨いてきました。
彼が「下町の玉三郎」と呼ばれていたことからもわかるように、彼の女形は多くの観客に愛され、評価されています。彼の過去の活動は、今でも多くのファンに親しまれています。
豆知識として、女形はただの演技技術だけでなく、女性の美しさや所作、感情を理解する必要があります。そのため、梅沢さんが銭湯での観察を通じて研究したエピソードは、彼の役者としての真摯な姿勢を表しています。
また、観察中に不審者扱いされるというエピソードは、彼の役作りへのストイックな取り組みを面白おかしく揶揄している一方で、時には過剰に反応されることもある芸能界の側面を示しています。彼の投稿には「美しい」「妖艶で素敵」といった多くの称賛が寄せられており、その存在感は今なお色褪せていないことが分かります。
俳優業は、単なるパフォーマンスではなく、観客との深い絆を築く仕事であり、梅沢さんの感謝の気持ちがそれを物語っています。
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