格闘家の皇治が2025年5月13日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、フェラーリ「ローマスパイダー」を納車したと報告した。
皇治は2024年12月下旬、東京・世田谷区で愛車のフェラーリ「プロサングエ」を運転中に街路樹などに衝突する事故を起こし、車両を残したままその場から立ち去ったとして書類送検された。後日、自身の対応のまずさを反省するとともに、免許返納の意思を示していた。
「ローマスパイダー納車しました。」と題した動画で、屋外の駐車スペースにやってきた皇治は、新たにフェラーリを納車すると切り出した。スタッフから「突っ込まずにはいられないんですけど」「免許返すみたいな話も?」と率直な疑問をぶつけられると、「うん。返す」と返答した。
皇治によれば、今回のフェラーリは事故後にすぐ注文したとのこと。また、事故が報道されたことを受けて免許返納を決断したものの、行政処分中は免許が返納できないとした上で、「判決待ちやから。ほぼ不起訴やろうと言われてるけど」「判決されたことに対して速やかに対応させてもらってから、免許返納というかたちになると思う」とし、現状運転免許を所持していると明かした。さらに、「視聴者のみんなは『お前、ほんまは返さんやろ!』みたいに思ってると思うから、それはもう、ムラムライライラしておいて、また発表するからそれはな」と、納得いかない視聴者へひとまず留飲を下げるよう促した。
この度納車したのは、フェラーリ「ローマスパイダー」。皇治は「2秒で決めたね、『これ買う』って」といい、実物を前に「小柄で運転しやすそう」と第一印象を口にした。さらに、「もし免許がなくなったら駐車場に停めたまま、女の子と乗ろうと思って。そこで焼肉とか食おうと思って」と、冗談交じりに用途方法を明かした。「お気に入り」だというルーフはシックなワインレッドで、内装はゴージャスな赤。なお同車は「新古車」とのこと。皇治は「すぐに欲しかったからさ。新車やったら時間かかるから」と述べ、「俺、プロサングエより気に入ってんねんけど。おしゃれじゃない?」と、すっかり気に入っていた。
「夢あるくない? 格闘家はやっぱり乗らないと。なかなかこんなハイペースでフェラーリ2台乗るやつおらんよね?」と誇らしげに説く皇治。車両の正面に立つと「もう事故りませんように」と両手を合わせて願掛けをし、「チューしとくわ」とボンネット先端に刻印されたエンブレムに口づけした。そして、左ハンドルの運転席に乗り込むと、ルーフを開いてオープンカー仕様にし「それじゃあ安全運転で」と言い残して、颯爽と走り出していった。
ちなみに、皇治は免許返納の件についても追って報告するとのことなので、こちらの動向にも引き続き注目していきたい。
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編集部の感想:
皇治選手が事故を受けての免許返納を決意したにもかかわらず、驚くほど早く2台目のフェラーリを手に入れたことに複雑な気持ちです。彼のユーモアを交えた発言には、ファンとして微笑ましさを感じましたが、安全運転への意識は重要だと思います。今後の彼の行動に注目し、しっかりとした反省が続くことを期待しています。
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