月曜日, 6月 16, 2025
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格ゲー昔話が炸裂! 「E5Talk Live Series vol.1『格ゲー俺のNo.1』」レポート


1部と異なるトークテーマでさらなる盛り上がりを見せる

 第2部は大枠の構成は第1部と同じながらも、トークテーマがガラっと変わっているので、もし配信アーカイブなどで見るなら、全部見るのがオススメだろう。2部では「No.1の技」や「格ゲーで気持ちいい瞬間 No.1」、「No.1 女性キャラクター」、「出演者が話したいNo.1 テーマ」がトークテーマとなっていた。

 例えば「No.1 女性キャラクター」のテーマでは、ガチくん選手が「ララとポイズン」の「アマゾネス感があるのが好き」と恥ずかしそうにリアルな好みを語っていたのが印象的だった。そして、性能重視でキャラピックする事でも知られるときど選手は「春麗」の名前を挙げたが、あくまでもその性能が圧倒的に高かった「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」のバージョンに限るとして、会場全体もそのブレなさに納得。なお、見た目の好みとしてはボスキャラ全般と語っていた。

 マゴ選手は「神月かりん」の名前を挙げており、かりん以降は使用するのが女性キャラクターばかりになったと自身のプレイスタイルにまで影響を与えた女性キャラクターの技の面白さなどの魅力について語った。

ララ(ストリートファイターV)

ポイズン(ストリートファイターV)

春麗(ストリートファイターIII 3rd STRIKE)※画像は「EVO Japan 2024 presented by ROHTO」の「Day 1 Main Stage R」配信動画より

神月かりん(ストリートファイターV)

 また、続くミニゲームのコーナーは「格ゲー力 No.1 決定戦」として、「連打力」、「読み合い力(ボードゲーム ito)」、「運命力」の3つでの対決となっていた。2部冒頭ではこの「読み合い力」で使うボードゲーム「ito」について、マゴ選手が「意図はなんなの?」と発言することで会場は大盛り上がりを見せており、かなり濃い目のファンたちが集まっている様子が感じられた。

 これは過去にマゴ選手が対戦会で当時若手の格闘ゲームプレーヤーだった立川選手に対して「意図はなんなの?」とブチ切れたというエピソードから来る発言なのだが、経緯などがやや複雑なため、具体的な内容についてはリンク先のどぐら選手の投稿動画を参照してもらいたい。一通り見てみると、マゴ選手の気持ちもちょっと理解できるかもしれない。

【【座談会】立川に舐められたマゴさんがブチギレ!?伝説の『意図はなんなの?』事件】

 ミニゲームでは、全員で連射力を競ったり、ボードゲームを楽しむ様子など、他ではあまり見られないユニークな対決が展開した。こちらも1部同様、観覧者たちが自由にXなどのSNSに動画を投稿しているので、興味がある人はチェックしてみてほしい。

□ボードゲームの「ito」のページ

 最後の「ファンが聞きたいNo.1トークバトル」では、「1個だけリアルでも技が使えるとしたら何を使いたい?」といったおふざけトークから、6月に発売される任天堂のゲーム機「Nintendo Switch 2」において、これまでPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けだった「ストリートファイター6」が新たに発売される事を受けて、「Nintendo Switch 2発売で格ゲー界はどう変わると予想する?」という真面目なテーマのトークまで、幅広い話題で時に爆笑、時に感心させられる内容のトークで盛り上がった。

 こうして後半2時間のステージも無事に終了となり、本日のステージは全て終了となった。

第2部ではトークテーマやミニゲームの内容がガラッと入れ替わる流れとなった

「Nintendo Switch 2」の発売で格ゲー界隈がどう変化するかとかなりガチめなテーマでもかなり白熱した議論が展開して盛り上がりを見せた

次回「E5Talk Live Series vol.2 感情を失った男達」の告知も行なわれた

アーカイブ配信では楽屋の様子など舞台裏が見られる限定動画も公開

 1部終了時には、取材に訪れたメディア向けに写真撮影の時間と、簡単なインタビューなどの時間が設けられた。トークバトルの率直な感想を求められると、ときど選手は「とにかく楽しい時間だった。昔の話などマニアックな内容が多かったので、お客さんが置いてけぼりになっていないかが心配ですが、楽しんでもらえたらうれしいです」とした。

 ハイタニ氏も同様に楽しかったと満足げな表情を見せた。マゴ選手は「もう年齢が40なので昔話が多くなるし、楽しくなるんですよね。ゆるくやれるのが面白かったけど、とにかく時間が足りなかったですね。時間を気にせず話したい」とし、1日中やっていたいなどの発言でメディア陣を笑わせた。

 ガチくん選手は「昔のゲームなどの話が多かったので、最近格闘ゲームを知った観客の目線に立ってトークに参加しましたが、そういった昔のゲームの影響の大きさというのが、こく兄さんやハイタニさんの話を聞いて感じられました」とした。

 こく兄氏は「トークの端々で、選手目線とストリーマー目線の違いが色々わかって、そこが面白かったですね」とコメントしたほか、MCというよりは登壇者の1人のようになっていたふり~だ氏も「楽しすぎて、仕事をしているぞ、という感覚は全くなかったですね」としており、楽しんだ様子を振り返った。

 アーカイブ配信のみの限定動画について聞かれると、登壇者たちが「普段、大会などに出場した時の楽屋裏の様子がそのまま配信されているような感じです」としており、ファンたちが普段見る事のあまりない、楽屋での選手たちの模様が割とそのまま配信されるような形になっているようだ。動画についてはこちらも確認してみたが、リハーサルの様子や楽屋でのトークなど、いつもと同じテイストながらも若干声のトーンが異なる選手たちの様子などが確認出来て、なかなか面白い動画になっていると感じられた。

 なお、筆者が個人的にガチくん選手に気になった点として「モータルコンバット」シリーズや「キラーインスティンクト」などの海外ゲームをプレイしてみたいとトークした点について、追加の確認をしてみた。というのもこれらタイトルはグロテスクなビジュアルが特徴なので、そこでホラー映画など、そういったグロテスクなビジュアルの作品が好きなのかを尋ねてみると「リアルなホラー映画などは苦手なんすよね。ゲームのビジュアルだから楽しく見られるのでやってみたいんですけど」としており、ホラーなどが苦手であるにも関わらず、ゲームのビジュアルだから楽しいという不思議な感覚について教えてくれた。

本日の登壇者、MCのふり~だ氏、ときど選手、ハイタニ氏、ガチくん選手、マゴ選手、こく兄氏

ステージ終了後のインタビューの様子

 以上、「E5Talk Live Series vol.1 格ゲー俺のNo.1」の会場の雰囲気などについて、簡単にレポートした。近年「ストリートファイター6」の人気に伴い、オフラインの大会観戦など、オフラインで格闘プロゲーマーたちがゲームするイベントなどが多く行なわれているが、トークのみのイベントはあまりないので、トーク1本でもかなり盛り上がるのが分かるなど、とても興味深いイベントだった。

 配信と会場とで比較すると、クイズコーナーの場合は、配信では問題文の全文が画面上に表示されるのに対して、会場のスクリーンには問題文が表示されないなど、配信の方が映像として分かりやすくなっていたのに対して、会場では常に登壇者たち全員のリアクションが楽しめるため、特定の選手やストリーマーのファンなら、会場で見る方がより充実した観覧が楽しめたと思うので一長一短の面もあった。

 こういうクイズコーナーなどについては、会場でも配信と同じ内容をスクリーンに表示するなどして分かりやすくするなど、今後の改善に期待したいところだ。

 今回の「E5Talk Live Series vol.1 格ゲー俺のNo.1」をきっかけに、今後もこうした集団トークが得意な格闘プロゲーマーたちを集めた、トークだけのイベントがさらなる盛り上がりを見せることになるのかもしれないので、今後の展開を楽しみにしたい。





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