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概要
この記事では、「株売買のテクニック」として、プチ副業としての株取引について基本的な考え方と銘柄選定の方法が解説されています。特に、テクニカル分析の観点から銘柄を選ぶ際の具体的なポイントや注意点が詳しく述べられています。著者は、運だけでの成功に警告し、しっかりした分析が重要であることを強調しています。
要約(箇条書き)
- 投資責任: 提供情報は投資助言ではなく、自己責任での判断が求められる。
- 勝利の要素: 銘柄の業績や話題性で勝っても運による可能性が高い。
- 銘柄選定のポイント:
- 月足レベルでの上昇余地: 長期チャートから上昇余地を確認。
- 日足レベルでの上昇トレンド: 日足でも上昇トレンドであることを確認。
- 押し目狙い: 上昇中の株価が一時的に下落するタイミングを狙う。
- 出来高の確認: 売買成立しやすいように、出来高が500,000株以上が目安。
- 話題性の確認: 現在の国策やトレンドに関連する銘柄を選ぶ。
- 分析重視: 企業の業績分析よりも、チャート分析に時間をかける方が成果が上がる。
- 次回の予告: 1日1分から始めるチャートの見方について次回の記事で紹介予定。
本コンテンツにおける情報提供は、金融商品取引法に基づく投資助言ではなく、情報提供を目的としています。提供する内容は将来の相場動向を保証するものではなく、損失等が生じた場合でも一切の責任を負いかねます。投資は自己責任でご判断ください。
※分かりやすく、現物ロング(買い)エントリーを前提とします。
今回は、少し専門用語を含めて解説します。
最初にズバリ言いますが、下記の理由で勝ったとしても運が良かっただけです。「会社の業績が良かった」「決算が良かった」「インフルエンサーが注目していた」「テレビで企業の未来を感じた」「PER(株価収益率)が低い」「PBR(株価純資産倍率)が低い」
「ボリンジャーバンドで買いサインが出ていた」
これらで判断して売買をしてしまうと、負ける可能性が高いです。
後ほど説明します。
どんな銘柄を選べばいいのか
①、月足レベルで上昇余地がある
②、日足レベルで上昇トレンド
③、押し目を狙う
下記があると尚良。
④、出来高がそれなりにある
⑤、話題性がある
一般的に買える銘柄数は、日本株で4,000銘柄前後です。
その中からどれを選べばいいのか、探すのは大変ですが、慣れてくると、パッと見ただけで取捨選択ができるようになります。
銘柄選定のコツを ① から順番に説明します。
①、月足レベルで上昇余地がある
長期チャートを見たときに、上がる余地がある銘柄にする。
【言い方を変えると、上がるパワーが残っている】
ずっと上昇していたが、パワーが無くなれば、調整もしくは、レンジ相場となり、揉み合ってしまいます。
せっかくエントリー(買った)のになかなか上がらない銘柄を選んでしまったら、メンタル的にも辛くなってきます。
具体例でいうと、
9434 ソフトバンク月足
2025年5月26日時点、ソフトバンクの月足チャートですが、ある分析方法で見ると、ターゲットに到達しています。
ターゲットに到達すると、調整(下落)もしくは、揉み合い(レンジ)になって、再度パワーを蓄える期間に入ります。
その期間がどれくらい続くのかは、今の私には分かりませんが、週足や日足で値動きを予測していく展開になります。
完全に予測することは不可能であり、上がる確率は50%、下がる確率も50%です。
しかしながら、しっかり分析をすることで、確率を54%くらいまで上げられると思っています。
勝てる可能性が50%だとしても、トレード戦略をたて、損切や利益確定をしっかり決めることによって、利益が残っていくようになります。
4661 オリエンタルランド月足
2025年5月26日時点、オリエンタルランドの月足チャートですが、これも過去からおってくると、ターゲットに到達しているように見えます。
つまり、下がるべくして下がっている。ということです。
詳しい分析方法は割愛しますが、案外単純で、誰でもできる方法です。
②、日足レベルで上昇トレンド
①で上昇余地のある銘柄を見つけたら、日足レベルで見てみます。
月足で見たときに、上昇トレンドだけど、日足でも同じように上昇トレンドでなければ、買った途端に含み損になる可能性があるので、日足でもしっかり確認しましょう。1時間足や15分足で確認すると尚良です。
具体的には、
4661 オリエンタルランド日足
2025年5月26日時点、オリエンタルランドの日足チャートです。
このチャートは今後どんな動きをしてきそうですか?
なんとなく上がりそうにも見えなくもないし。陰線(白いローソク足)が連続しているからまだ下落は止まってないようにも見えるし。
もう少しひきで見てみましょう!
4661 オリエンタルランド日足
同じ日足ですが、少しひきで見ると、斜めのトレンドライン(黄色線)より下にあります。直近のターゲットに到達する前に下落しているように見えます。今の株価(3115円)あたりで下げ止まれば、トレンドラインまで、もしくは3500円まで上がる可能性はあります。でも、今の株価より下がった場合、一番下のロウソク足(2760円)辺りまで下がる可能性もありますし、2500円まで下がる可能性もあります。
※株価がその価格になることを保証するものではありません。
これも難しい分析でなく、コツを掴めば誰でもできる分析テクニックです。
もっと簡単にいうと、トレンドラインを越えるまでは買いでは入ってはいけません。もっというと、トレンドラインを抜けたからといって、すぐに飛びついて買ってはいけません。
トレンドラインを抜けても、トレンドラインの内側に引き戻される可能性もあります。
明らかに上昇トレンドなってから買う!これに尽きます!
勝てるところで勝負をする!ことに徹底すべきです。
③、押し目を狙う
①と②を踏まえたうえで、押し目を狙いましょう!
押し目とは、上昇トレンドにある株価が一時的に下落することをいいます。押し目買いとは、
継続的に株価が上昇傾向にある相場(上昇トレンド)において、株価が一時的に下がったときに買い注文をすることです。
どこが押し目になるかというのは、いろんな考え方がありますが、はっきり言って単純です。
サイクル理論、フィボナッチ理論(あえてこの表現をしますが)と、エリオット波動理論だけです!
あ、分からないですか…?
分からない方は、一先ず飛ばしてスルーして大丈夫です。
有名な証券会社の押し目の説明には、「トレンドラインを引く」「移動平均線を見る」「RCIを用いる」「押し目待ちに押し目なし」
などと書いてあったりしますが、
私から言わせると、「だから負ける」です。
間違った覚え方をすると、負けます。なぜなら、私が経験したからです。
株の本を何冊も読んで、実践してみると、売買タイミングがはっきり分からず、負けも多くなりました。
知識がついてくると、もっと勉強しようとなり、テクニックを覚えますが、負けてしまうテクニックばかり。(私が、そのテクニックをものにできなかったのかもしれませんが…)
押し目を狙うテクニックも後日説明します。
④、出来高がそれなりにある
出来高が少なくても、テクニカル分析によるテクニックは使えますが、戦い方が少し難しくなります。
出来高が少ないと、売買が成立しにくく、利益確定、損切をしたいと時にちょうどいいところで売買できないからです。
私は1日の出来高が 500,000株以上 を目安にしています。
⑤、話題性がある
どんなものが話題性というかというと、国策銘柄だったり、直近で盛り上がっている銘柄が当てはまります。
新型コロナウィルスが流行した当初は、マスク関連銘柄が連日のストップ高だったり、ワクチンが出来るようなニュースが出ると、製薬会社や医療器具の銘柄が盛り上がりました。
SDGsで盛り上がると、クリーンエネルギー関係、太陽光パネル関連、風力発電などの銘柄が一気に上がりました。
27年度には防衛費が22年度の倍にすると発表されれば、防衛関連銘柄が盛り上がるように、その時代のテーマを選ぶと大きな利益を出せる可能性が高まります。
ただし、「国策銘柄だから」、「話題になってるから」「盛り上がってるから」を理由に飛びつくと、痛い目にあう場合もあるので注意が必要です。
今回の話をまとめます。
「株価は企業価値の集大成。業績も期待も、すべてチャートに現れている。」
「株価がどう動くかのヒントはチャートに書いてある」
この二言が全てです。
企業の業績を分析する時間があれば、その時間をチャート分析した方が成果がでます!
所詮、企業の分析をしても株価が上がるか下がるかなど分かりません。
業績を分析するプロが株価を予測できるかというと、そうではありませんから。
でも、よく「同業種と比べてPREが~」とか「今のPBRが~」言ってる人がいます。これで株価を予測できるかどうか、今の私には疑問です。明確な根拠がないからです。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
この記事が皆さまの投資の参考になれば嬉しいです。
次回は、1日1分から始めるチャートの見方についてお話ししたいと思います。お楽しみに!
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