ライオンは、梅雨の時期に「部屋干し臭」を抑えるコツを紹介。特に「早く乾かしたい」と思われているアイテムの1つであるバスタオルをテーマに、洗濯のポイントをまとめている。バスタオルは厚手で乾きにくい分、湿っている時間が長く、臭いの原因となる菌が繁殖しやすいという。同社はそんな悩みを解決するため、柔軟剤の使用を提案している。
ポイントは「脱水直後の水分量」
同社によると、柔軟剤には洗濯物の水分を減らす効果もあるという。たとえばバスタオルの場合、柔軟剤を使うことで脱水後に含まれる水分が8%も減少し、その分、乾きが早くなる。さらに、抗菌・防臭効果のある柔軟剤を使うことで、部屋干し中の臭いが抑えられる。
また、柔軟剤を使うだけでなく、干し方を工夫することで、乾きやすさがアップする。
【1】ずらし干し(竿干しの場合)
洗濯物は上から乾いていくため、裾を重ねると湿気がこもり、乾きにくくなる。バスタオルを物干し竿に干すときは、裾をそろえずに少しずらして干すのがポイント。
【2】蛇腹干し(角ハンガーの場合)
角ハンガーに干すときは、タオルを蛇腹状に干すことで、風の通り道ができて乾きやすくなる。また、タオルはハンガーの外側に、Tシャツなどは内側に干すとより効果的。
このほか、ライオンがすすめる部屋干し時の洗濯のポイントは以下のとおり。
- 洗剤は抗菌効果のある「部屋干し専用タイプ」を使う
- 柔軟剤を使って仕上げる
- 脱水時間を少し長めに設定する
- バスタオルは「広げて」洗濯槽の底に入れる
- 洗濯終了後はすぐに取り出して干す
- 干す前にタオルを数回「パンパンッ」と振ると、繊維が立ち上がって乾きやすくなる
湿気が多く、洗濯物が乾きにくい梅雨は、柔軟剤の使用と干し方の工夫で、部屋干しのストレスを減らしてほしい。
🧠 編集部の感想:
柔軟剤を使うことで洗濯物が早く乾くというのは、特に梅雨の時期には嬉しい情報です。部屋干し臭を抑えるための具体的な干し方も示されており、実践しやすそうです。これからの季節、生乾きの匂いを気にせず快適に過ごせるかもしれません。
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