映画「かくかくしかじか」の原作者・東村アキコの歩みを振り返る特別映像がYouTubeで公開された。
「かくかくしかじか」はマンガ家を夢見る高校生・林明子と、最恐の絵画教師・日高健三による9年間の“闘いの記録”をつづった物語。永野芽郁が明子、大泉洋が日高を演じた。
映像には、マンガ家になって25年、「かくかくしかじか」を描き終えて10年となる東村の過去作品が次々に映し出され、「いつも描いている時は 私の頭の中で先生の声がする」という言葉も収められている。
映画化のオファーを断り続けていたという東村が、「このスタッフ・キャストならば」と映像化を承諾したという「かくかくしかじか」。完成した映画を観た彼女は「感動に震えています。こんなに良い作品ができるとは思ってなかったです(笑)」と称賛する。さらに、シナリオハンティングから制作チームに同行したという東村は「畑やヤシの木など、宮崎の景色があの解像度で目に飛び込んでくると、明子が育ってきた環境や彼女の性格が、この風土で培われたというのが映像として入ってくる。漫画ではそれができなかったので、(原作と映画の)一番の違いかなと思います」と言及。「役者さんたちの芝居が乗ると、本当に感動の種類が違うなと感じました。映画の方がより感動できる作品に仕上がっているかと思います」とも語った。
「地獄の花園」の関和亮が監督を務めた「かくかくしかじか」は全国で公開中。見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋もキャストに名を連ねた。
映画『かくかくしかじか』公開記念 東村アキコ アニバーサリー映像
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編集部の感想:
東村アキコの特別映像公開を楽しみにしています。映画「かくかくしかじか」は、彼女の想いを直接伝えてくれる貴重な作品ですね。映像を通じて、彼女の創作の背景がより深く理解できるのが嬉しいです。
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