上海アリス幻樂団は5月7日、『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』の体験版を公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。本作の体験版については、5月5日に開催された博麗神社例大祭での頒布に続いて、まずはDLsiteにて公開となっている。
『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』は、博麗霊夢と霧雨魔理沙が謎の8種類の異変石を組み合わせて挑む、弾幕シューティングゲームだ。本作の幻想郷では何かが起こっていた。しかし、何かが起こっていることに気づく者はわずかだった。明らかに異常な反応を見せているのは聖域。すなわち、山の麓に存在するアンタッチャブルな地と異変の力が、反応を示していた。霊夢と魔理沙は、今まで解決してきた異変の力を纏って、聖域に挑戦。東方でしか見たことのない世界観と、謎めいたストーリーが繰り広げられる。なお本作は、サークル上海アリス幻樂団のZUN氏が展開してきた「東方Project」の第20弾となっている。


本作の主人公である霊夢と魔理沙は、8種類の異変石を組み合わせて敵と戦っていく。基本的なシステムとしては、「いつもの弾幕シューティング」と表現されている。ボスや妖精などの繰り出してくる弾を避けながら、敵にショットを撃ち込んでステージを攻略するのだ。
特徴的な要素としては、4箇所に装備する8種類の異変石によって、高速/低速移動攻撃などがカスタマイズ可能となっている。また本作では異変ゲージが貯まった際に、異変攻撃が自動的に発動。メイン異変石ごとの強力な攻撃が発動し、発動中は敵弾にあたってもミスにならない。異変敵ゲージが貯まった際には、異変敵と呼ばれる謎の物体が画面上に出現して、攻撃を仕掛けてくる。異変石による性能のカスタマイズや、ステージの流れとは別に出現する異変敵への対応なども重要になるわけだ。


公開された体験版では、本作の3面までがプレイ可能。霊夢と魔理沙の視点から、異変石によって変化するストーリーなどが確認できる。添付のテキストファイルによれば、ZUN氏はキャラを動かしているだけで気持ちいいようなゲームを目指して作っているという。また難易度については、結構難しめに作っているとのこと。ゲーム内の難易度説明でもノーマルモードは「難しめですが標準的な難易度です」と説明されており、普段より難しめの弾幕が待っているのかもしれない。
『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』は、PC(Steam)向けにリリース予定。製品版は8月のコミックマーケットでも発売予定とされている。また体験版は、まずはDLsiteにて公開中だ。
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