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概要
この記事では、著者の田原靖識が月商100万円を達成した経験を通じて、ビジネスの本質や成功の基準について考察しています。月商100万円という目標に対して抱く期待と、その達成後の現実とのギャップ、そして継続的な成功のために必要な仕組みや関係性の重要性を論じています。
要約の箇条書き
- 月商100万円を目指す起業家やフリーランスは多いが、その基準に疑問を持つ。
- 自身も100万円を達成した際の嬉しさを述べるが、その喜びは短命だった。
- 翌月の売上はわずか3万円で、月商100万はゴールではなく、新たなスタートであることを自覚。
- 売上達成は偶然の産物であり、マーケティングや持続可能なビジネスモデルが欠けていた。
- それでも、達成は自分の能力を証明する重要な経験だった。
- 与えられた2つの教訓:1) 毎月ゼロから新規顧客を探すビジネスは長続きしない。2) ビジネスは信頼関係で成り立つ。
- 月商100万円は単なる数字であり、理想の働き方が重要である。
- 売上の背後には人がいることを忘れず、信頼を育てていくことが大切。
こんにちは、WEBプランナー田原靖識です。
「月商100万円を目指してます!」
「いつかは100万、いってみたいです!」
こんな言葉、フリーランスや起業家界隈ではよく聞きますよね。
…いや、かつての僕も、まさにそれを“夢”として掲げていた一人です(笑)
でもふと、思ったんです。
月商100万って、誰が基準を決めたんだろう?
もちろん、生活が安定して、ある程度の自由が手に入って、
自分で稼げる実感を得るラインとして“わかりやすい数字”ではあります。
でも、業種もライフスタイルも違えば、理想の形も違う。
それなのに、100万に届いてない自分を「まだまだ…」と責めてしまう風潮って、どこか歪んでるなって思うんですよね。
そんなことを言いつつも(笑)、
今日は、僕が実際に月商100万円を初めて達成したときの話を、包み隠さず書いてみようと思います。
その瞬間、やっぱり嬉しかった
100万円に届いたあの月、
僕の中で一番強く残っているのは、やっぱり「嬉しかった!」という気持ちです。
パソコンを開いて、スプレッドシートで合計金額を見たとき、
「え!?ほんとに?計算間違いじゃないよね?」って、何度も見直しました(笑)
頭ではわかってても、心が追いついてない感覚。
静かにテンションが上がっていく、あのゾワゾワする感じ。
「あ、フリーランスとして、ちゃんとやっていけるかも」「自分で自分を食わせられたぞ!」
そんな感覚が、体の芯から湧き出てきました。
自分の“存在”が、誰かの役に立って、ちゃんとお金になった。
あの瞬間は、自分への信頼貯金が一気に溜まった気がしました。
だから、これは間違いなく僕の人生にとって、大切な通過点だったと思っています。
やった…!!でも、喜びは長く続かなかった
ただ…
その幸せな気分にひたれたのも、ほんの数日だけでした。
翌月。
売上は、なんと3万円。
3万って…学生時代のバイト代かい!!ってツッコみました(笑)
請求書を出す案件も、相談も、予定も、何もない。
あんなに忙しくしていた自分が、一気に“虚無”になる不思議な感覚。
そう、このとき僕は気づいたんです。
「月商100万」は、“ゴール”じゃない。
むしろ、そこからが“本当のスタート”だったんだって。
単発の売上は、“ラッキー”でしかない
この100万、今冷静に振り返ると──
✔たまたま案件が重なった✔単価が高めだった
✔ちょっと無理して受けすぎた
…つまり、偶然の産物だったんです。
マーケティングもなければ、営業導線もない。
リピートや紹介の仕組みもなければ、自動化もない。
ある意味、ギャンブルと同じだった。
でも、「達成すること」には、やっぱり意味がある
とはいえ。
僕はあの時の100万達成を「意味がなかった」とは思いません。
むしろ、大きな意味がありました。
なぜなら、自分にとってそれは“証明”だったから。
「フリーでも、やっていける」「ちゃんと、必要とされてる」
「努力は報われる」
この感覚が、のちの僕を支えてくれました。
ビジネスで大切なのは、感情的報酬と経済的報酬の両輪。
この2つが揃った瞬間こそが、「自信」になるんです。
継続の鍵は、「仕組み」と「関係性」
そこから何度も失敗して、僕が本質的に学んだのは、
▷ 1. 「毎月ゼロから探すビジネス」は、いずれ詰む
営業、営業、営業…
これって、時間も体力も気力も削られます。
集客の流れを設計しておくこと。
勝手にお客さんから来てくれる仕組みを持つこと。
これが、月商100万を「点」から「線」につなぐ第一歩です。
▷ 2. 関係性で売上が生まれる
商品を売るんじゃなくて、“信頼を育てる”こと。
何をやるかより、「誰と続けるか」で売上って変わります。
今の僕の仕事の大半は、「紹介」や「リピート」や「一緒に作ろう」です。
そこにテクニックはありません。関係性があるだけ。
「100万」の基準よりも、自分の“理想の働き方”を決めよう
冒頭にも書きましたが、
月商100万って、別にゴールじゃありません。
家族との時間を大事にしたいなら、月30万でも最高の働き方かもしれない。
仕組み化して月50万が安定している方が、自由かもしれない。
「100万ないとダメ」と焦っている人がいたら、
僕は言いたいです。
その数字、本当に“自分の基準”ですか?
あなたの人生にとって、あなたの家族にとって、
あなたの心の安定にとって、
何がちょうどいい働き方か?
そこに向き合うことの方が、ずっと価値があります。
「数字の向こう」に、人がいる。
売上は、数字です。
でも、数字の向こうには「人」がいます。
100万の売上は、誰かが100万分“信頼”してくれたということ。
その信頼を、次の月、さらに育てていけるかが、フリーランスとしての腕の見せどころ。
あなたが目指す「次の100万」が、
ただの売上ではなく、「誰かの笑顔」で満たされた100万になりますように。
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