土曜日, 5月 3, 2025
ホームニュースゲームニュース最高級プロセッサー搭載ハイスペックゲーミングノート「ROG Strix SCAR 18 G835LX」ハンズオン!『モンスターハンターワイルズ』動作確認済で性能はまさにモンスター級 | Game*Spark

最高級プロセッサー搭載ハイスペックゲーミングノート「ROG Strix SCAR 18 G835LX」ハンズオン!『モンスターハンターワイルズ』動作確認済で性能はまさにモンスター級 | Game*Spark


今回ご紹介するのは、2025年4月下旬に販売開始されたASUSの最新ゲーミングノートPC「ROG Strix SCAR 18 G835LX」です。

Strixシリーズとなる本機は、最高クラスのCPUとGPUを搭載したe-SportsやAAAゲームに実力を発揮するハイスペックマシンで、カプコンから『モンスターハンターワイルズ』の「動作確認済み」も取得しています。

本機に搭載されているCPUはIntel Core Ultra 9 Processor 275HX。GPUはNVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop、メインメモリは64GBと、まさに妥協を許さぬハイスペックです。今回、ASUSより本機のサンプルをお借りできましたので、どのような使い心地に仕上がっているのかハンズオンをお届けします。

見た目も性能もモンスター級

真上から見たところ。その存在感はノートと言うよりもスケッチブックと呼ぶにふさわしい。

厳重に梱包された箱から顔をのぞかせた時の第一印象は、一言「でかい!」でした。18.0型ワイドTFTカラー液晶を搭載する本機のサイズは奥行き298mm✕幅399mm。ノートと言うよりも分厚いスケッチブックと表現した方がふさわしい重厚さです。一般的な紙のノートで使用されるA4サイズが210mm✕297mm、A3サイズが297mm✕420mmですから、そのボリュームがお分かりいただけるのではないでしょうか。

比較のために、手元にあったニンテンドースイッチライトと並べて撮影した写真がこちらです。ニンテンドースイッチライトのサイズは縦91.1mm✕横208mmなので、縦に約3倍、横に約2倍の大きさがあることが分かります。

ニンテンドースイッチライトとの比較。縦に約3倍、横に約2倍の大きさがある。

本機にはそのサイズに見合った重量があり、持ち上げると両手にずっしりとした重量感が伝わってきます。スペック上の重量は約3.48kgですが、しばらく使用した印象では頻繁に携帯する用途には向かないと感じました。また、比較的高価なこともあり、筆者の感覚では気軽に屋外へ持ち出すことはできませんでした。

常時携帯するのではなく、屋内で時々設置場所を変えたり、車で持ち運んだりして使用する分には、それほど不便を感じないでしょう。

テンキーを備えたキーボードと大きめのタッチパッドを搭載している。

本機の最大の長所は圧倒的なパフォーマンスの高さにあります。詳しい数値は後ほどご紹介しますが、ゲーム関連のベンチマークテストではことごとくメーカーが定める最高評価を叩き出しました。重厚な見た目は伊達ではなく、その中には最新ゲーミングノートPCにふさわしい性能が詰まっています。

横から見たところ。本体サイズが大きい分、ディスプレイの薄さが目立つ。

外見には他にも特徴があります。本機の動作中は本体上面に配置された「ROG」のロゴが虹色に輝き、810個のLEDが滑らかなアニメーションを描き出します。このアニメーション機能は「AniMe Vision」と呼ばれ、ユーザーによるカスタマイズが可能です。

消灯時の本体上面。ROGのロゴを別にすれば、一見すると普通のノートPCにも見える。
起動中はロゴが虹色に輝き、LEDが華やかにアニメーションする。どこから見ても普通じゃない!

光り輝くのは本体だけではありません。キーボードもカラフルな光のアニメーションで彩られます。点灯パターンは虹色のグラデーションや淡い青色、WASDのキーが赤色に点灯など数種類が確認できました。

キーボードのタイピング感は押した時に軽い反発を感じるタイプで、しっかり押し込めば見た目より深く沈み込みます。

キーボードも派手にグラデーションする。レインボーカラーが滑らかに流れていくさまは綺麗。
点灯パターンは複数あり、中にはお馴染みのWASDキーが赤く光るものも。

左側面には電源、LAN、HDMI、USB 3.2(Type-A/Gen2)、Thunderbolt 5(Type-C/Power Delivery対応)2個、オーディオのインターフェースが並びます。

また、右側面にはUSB 3.2のインターフェースがさらに2個用意されています。

左側面のインターフェース。左から順に、電源、LAN、HDMI、USB 3.2、Thunderbolt 5、オーディオ。
右側面のUSB 3.2インターフェース。
本体背面には「ROG STRIX」の文字が見える。

最大消費電力約380Wの本機はパワフルなだけあって、PCに負荷のかかる処理が発生すると頻繁に冷却ファンが回り始めます。ゲーミングPCの宿命かもしれませんが、静かな部屋ではこの音がかなり気になりました。

付属アプリで静音優先のモードに切り替えることもできますが、最大限の性能を発揮させつつゲームの音に集中したい方は、ヘッドホンを用意した方が良いかもしれません。また、付属のACアダプターも使用中はかなり熱を持っていました。

ACアダプターにもしっかりROGのロゴが。こちらもずっしりとした重量感がある。

モンスター級ゲーミングノートPCの実力

それでは、ベンチマークテストの計測結果をご紹介していきます。

今回使用したグラフィックドライバーは当時最新のGeForce Game Ready ドライバー 576.02。参考値として、こちらの記事でご紹介した同じくASUSのゲーミングノートPC「ROG Flow Z13 GZ302EA」(AMD Ryzen AI MAX 390、AMD Radeon 8050S搭載)の計測結果と比較しました。

また、ROGのゲーミングPCではお馴染みのArmoury Crateアプリを使用して動作モードを「Turbo」に切り替えるとPCの性能を最大限に引き出せるため、一部のベンチマークはTurboモードでも測定してみました。

お馴染みのArmoury Crateアプリ。画面右下に動作モードの項目が見える。

まずは、Geekbench 6でCPUとGPUのベンチマークを計測。

Geekbench 6によるCPUのベンチマーク計測結果。

本機に搭載されたインテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HXのCPUシングルコアスコアは約3,000、マルチコアスコアは20,000を超える結果になりました。AMD Ryzen AI MAX 390を搭載した「ROG Flow Z13 GZ302EA」では、シングルコアスコア約2,900、マルチコアスコア約18,000なので、いずれも上回っています。

Geekbench 6によるGPUのベンチマーク計測結果。

本機に搭載されたNVIDIA GeForce RTX 5090 LaptopのGPUスコアは、OpenCLで230,000近い数字になりました。AMD Radeon 8050Sを搭載した「ROG Flow Z13 GZ302EA」ではOpenCLが76,000前後なので、実に3倍以上という結果です。

一方、Turboモードで同じ計測を行ったところ、なぜかいずれの計測値も低下する傾向が見られました。GPUスコアに至っては約118,000と半減です。明確な原因は分かりませんが、ゲーム用のベンチマークではTurboモードの方が良い結果を示しているため、現状では本ベンチマークとの相性に問題があるのかもしれません。

Turboモードで計測したGPUのベンチマーク。なぜかスコアが半減した。

次は『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』ベンチマークです。

解像度2,560✕1,600(本機のネイティブ解像度)の「最高品質」、FSRありでスコア16,000超えの「非常に快適」。同条件の解像度1,920✕1,080ではスコアが20,000に迫る勢いで、同じく「非常に快適」という結果になりました。

15,000以上の「非常に快適」はこのベンチマークで最高の指標です。「ROG Flow Z13 GZ302EA」で測定した解像度1,920✕1,080のスコアが10,200前後の「快適」ですから、その差は歴然です。

『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』ベンチマークによる解像度2,560✕1,600の計測結果。
『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』ベンチマークによる解像度1,920✕1,080の計測結果。

さらに、Turboモードで解像度2,560✕1,600を測定すると、スコアは16,000台から17,000台に増加しました。

一方、FSRをNVIDIAのGPUが得意とするDLSSに変更して測定すると、スコアが軒並み下がる結果となりました。はっきりした原因は分かりませんが、最新ドライバにアップデートしたことが関係しているのかもしれません。

Turboモードにおける解像度2,560✕1,600の計測結果。

最後は『モンスターハンターワイルズ』ベンチマークです。

解像度2,560✕1,600の「ウルトラ」、フレーム生成ありで計測したスコアは23,000台後半、平均フレームレートは約140fps、結果コメントは「非常に快適にプレイできます」となりました。スコア20,000以上の「非常に快適にプレイできます」はこのベンチマークで最高の指標となります。

同条件の解像度1,920✕1,200ではスコアが27,000を超え、平均フレームレートは約160fps、同じ結果コメントになりました。「ROG Flow Z13 GZ302EA」で測定したスコアは11,900前後、平均フレームレートは約70fpsの「問題なくプレイできます」でしたから、こちらのベンチマークでも圧倒的な強さを見せつけています。

『モンスターハンターワイルズ』ベンチマークによる解像度2,560✕1,600の計測結果。
『モンスターハンターワイルズ』ベンチマークによる解像度1,920✕1,200の計測結果。

さらに、Turboモードで解像度2,560✕1,600を測定すると、スコアは24,800程度まで上昇、平均フレームレートは約146fpsに増加しました。Turboモードの効果はこちらのベンチマークでも確認できました。

Turboモードにおける解像度2,560✕1,600の計測結果。

ベンチマークの結果を総合すると、本機は最高解像度、最高品質の設定において常に最高クラスの評価を叩き出しています。まさしく最強クラスのゲーミングノートPCと言っても過言ではないでしょう。

それでは、現実のプレイ環境ではどうでしょうか。『モンスターハンターワイルズ』を解像度2,560✕1,600の「ウルトラ」、フレーム生成ありの条件で実際にプレイしてみました。

大型モンスターが至近距離で暴れまわる場面でも処理落ちは見られなかった。

フレームレートの無制限設定がオフの状態では、フレームレートは概ね60fpsに張り付いたままで、大型モンスターが激しく暴れまわるシーンでも目立った処理落ちは見られません。

フレームレートの無制限設定をオンにすると、フィールドの静止時で70~90fps、フィールドの移動時で60~80fps、小型モンスターとの戦闘時で70~80fps、大型モンスターとの戦闘時で60~70fpsという結果になりました。この時、Turboモードは使用していません。

『モンスターハンターワイルズ』についてはカプコン公式の動作確認済みを取得していることもあり、安心して楽しめそうです。


ご紹介したように「ROG Strix SCAR 18 G835LX」は圧倒的なハイスペックを誇るモンスター級のゲーミングノートPCです。その長所は高性能そのものにあると言って良いでしょう。一方、ノートPCならではの携帯性を求める方にはサイズや重量が気にかかるかもしれません。

「ROG Strix SCAR 18 G835LX」はASUSのECサイトなどで販売中。ASUSのECサイトにおける執筆時の販売価格は789,800円(税込)です。



フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link

Views: 2

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

Most Popular

Recent Comments