米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメントは、ここ数週間にヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの元クオンツアナリストらを新たに採用した。
ソーシャルメディアのリンクトインによると、ブリッジウォーター出身のバルン・カオ氏は、ニューヨーク在勤のクオンツ開発者としてビットワイズに入社した。
同社はまた、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンからチャールズ・マクレラン氏をアソシエートポートフォリオマネジャーとして採用し、アムンディ出身のクラウディア・ベランゾリ氏をアソシエートカウンセルとして採用したと明らかにした。
同社によれば、米国で8人、欧州で2人を新規採用し、従業員数は105人に拡大した。同社が運用する顧客資産は90億ドル(約1兆3000億円)余り。
米ブロックチェーン協会のデータによると、暗号資産関連の仕事は米大統領選後から増加している。同協会の求人プラットフォームに現在掲載されている求人件数は2000件超と、2022年末以来の高水準となっている。同協会は求人増について、トランプ政権の暗号資産重視の姿勢や、米国内での「市場の信頼感向上」などが要因だと説明している。
原題:Bridgewater Quant Analyst Among Crypto Firm’s Wave of New Hires(抜粋)
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