仕事に追われ、自分の時間がない……と嘆くビジネスパーソンは多い。SNSを開けばキラキラしたライフスタイルが溢れ、焦燥感に駆られることもあるだろう。でも、本当に時間は「ない」のだろうか?
都会の喧騒を離れ
自分と向き合う時間
「小田急電鉄株式会社」が2025年2月に実施した「ビジネスパーソンの“ひとり時間”実態調査」によれば、一都三県在住のビジネスパーソン1万名のうち、平日に2時間以上のひとり時間を確保できている人は、わずか30%程度で、60.8%もの人が2時間未満しか確保できていないという結果だったそう。
2時間以上の確保で生活満足度が高い傾向があるいっぽう、2時間未満では不満を抱える人が多いという結果も。これは現代社会における“時間貧乏”の深刻さを示していると言えるだろう。
©小田急電鉄株式会社
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理想と現実のギャップ
埋まらない「ひとり時間」ニーズ
また、同調査では、ひとり時間でしたいことも調査。理想の上位は「動画視聴」「睡眠」「何もしない(リラックス)」「読書」「勉強」など。しかし、現実は「動画視聴」「SNS」「睡眠」「読書」「音楽鑑賞」となり、スマートフォン中心の過ごし方になっている様子がうかがえる。
リラックスや自己研鑽に時間を割きたいと思いつつ、現実は難しい、という状況に共感する人も多いのではないだろうか。
©小田急電鉄株式会社
移動時間を「ひとり時間」へ
ロマンスカーという選択肢
では、どうすれば理想のひとり時間を確保できるのか。その一つの解決策が、通勤時間を有効活用すること。
小田急電鉄の特急ロマンスカーは、全席指定席、リクライニング機能、テーブル、コンセント(一部座席)など、快適な環境が魅力だ。移動時間を単なる移動で終わらせるのではなく、読書や勉強、あるいはリラックスのための時間として活用できる。
ロマンスカーをお得に利用できるサブスクリプションサービス「EMotロマンスカーパスポート」にも注目したい。たとえば新宿駅〜町田駅間で4500円のチケットを利用すると、約30分の乗車時間を確保できる。月に12回利用すれば、1回あたり375円。カフェでコーヒーを1杯飲む程度の価格で、快適な移動と貴重な「ひとり時間」が手に入る。
時間を投資する時代
自分への投資で人生を豊かに
同調査では、ひとり時間のためにお金を払えるかどうかも調査対象。「1時間買えるとしたら、最大いくらまで支払えるか」という問いに対し、48.1%が500円未満と回答するいっぽう、4.3%は1万円以上と回答。時間をお金で買うという考え方が現実味を帯びてきていると言えるだろう。
人生100年時代と言われる現代。時間は有限な資源であり、その活用方法が人生の質を大きく左右する。ロマンスカーを活用して「ひとり時間」を確保することも、ある種の自分への投資と思えなくもない。日々の生活をより豊かにするために、時間の使い方をあらためて考えてみてはどうだろう。
『ビジネスパーソンの“ひとり時間”実態調査』
【調査機関】楽天インサイト株式会社
【対象者】20~60歳男女
【集計対象数】計1,000名
【調査手法】インターネット調査
【調査期間】2025年2月4日~2月6日
Top image: © iStock.com / Svetlana Ivanova