春ねむりが8月1日にリリースした3rdアルバム「ekkolaptómenos」は、2025年1月に設立した自主レーベルからの第1弾作品として注目を集めています。アルバムのタイトルは、DIY精神に基づいた自立した活動を象徴しており、全曲セルフプロデュースで、前作よりもコンパクトかつダイナミックな内容となっています。
取材当日は、参政党のさや候補の演説を聴いた影響を受けて書き上げた新曲「IGMF」が話題になっており、反響が大きいとのことでした。彼女はこのアルバムと日々の活動を「動態」として捉え、アクティブに社会に対するメッセージを発信しています。このインタビューは、春ねむりの7月下旬の活動を記録したものです。
春ねむりは「IGMF」について、速筋と遅筋の例えを用い、短期間で創作した楽曲と5年間の集大成とも言えるアルバムとの対比を語っています。「差別に反対する表現についての批判」に対しては反省の意を示しつつも、自由な表現へのこだわりを持っています。
アルバム全体のテーマは「構造とそれを強化する方法」。社会の枠組みや無意識のルールを打破するという意図が強調されています。春ねむりは、聴く人が作品を通して自らの感情や思考を確認する重要性についても語ります。
また、彼女は「symposium」という曲で、旧植民地への加害を直視する必要性を訴え、過去の加害の歴史も重要であると強調しています。これにより、現在の社会システムの不条理を浮き彫りにしています。
彼女の音楽は、権力構造に対する問いかけや自己の存在を考えるための手段として機能しており、聴く者に思考を促します。今後は、アメリカからスタートするツアーが予定されており、全国各地を巡るとのことです。このツアーを通じて、彼女のメッセージをさらに広めていく意向です。
春ねむりは最後に、「誰からも何も奪いたくない」との願いを述べ、人々にその思いを共有することの大切さを訴えています。彼女の音楽は、個人の存在や感情に寄り添いながら、社会の構造に挑む力強いメッセージを持っていることが際立っています。
🧠 編集部より:
春ねむりが8月1日にリリースした3rdアルバム「ekkolaptómenos」は、彼女が2025年に設立した自主レーベルからの第一弾作品です。このアルバムは全曲セルフプロデュースで、前作「春火燎原」よりもコンパクトで切れ味が増した作品となっています。具体的な意図やアルバムタイトルに込めた想いについては、こちらのインタビュー記事で詳しく語られています。
アルバムの背景
アルバムに先立って、新曲「IGMF」が7月22日にSoundCloudで公開され、春ねむりの強烈なメッセージが多くの反響を呼びました。彼女はこの楽曲を、参政党の演説を聞いた翌日に書き上げたもので、歌詞には社会問題に対する批判が色濃く反映されています。春ねむりは「動態」としての自分を表現し続けており、現在の社会情勢からの影響を受けた活動を展開しています。
アルバムのテーマとスタイル
アルバム全体のテーマとして「構造をどうやって内側から打ち砕くか」があり、社会の枠組みに対する内面的な知覚を人々に促しています。彼女は過去の加害の歴史を直視し、今後の自己認識の重要性を強調しています。また、アルバムの曲名は全て横文字で構成されており、海外ファンにも新たな興味を引く要素となっているようです。
今後の活動
春ねむりは2025年9月からワールドツアーを開始し、日本各地や台湾を巡る予定です。また、12月にはワンマンライブも行う計画です。彼女の活動は、音楽を通じた改革やがれきの山から新しい価値を見出すことを目的としており、多くの支持が期待されています。
これからの彼女の音楽や活動に注目です!
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キーワード: 「構造」
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