🧠 あらすじと概要:
映画『片思い世界』あらすじ
『片思い世界』は、様々な「片思い」を抱える登場人物たちの心の葛藤や感情を描いた作品です。物語は、3人の女性がそれぞれ異なる片思いを経験しながら、友情や愛情を育んでいく姿を中心に展開されます。彼女たちのやり取りを通じて、観客は片思いの切なさや温かさを感じることができます。
記事の要約
映画『片思い世界』を観た感想として、観客は恋愛映画かと思いきや、実際には登場人物のそれぞれの「片思い」が巧みに描かれていることに気付く。心に響く台詞や、キャラクターの掛け合いがテンポ良く進む中で、観客は感動と共に涙を流す瞬間も。映画を観た後、友人と感想をシェアする楽しみや、片思いの余韻を胸に抱えながら、日常を見つめなおすことの大切さを感じる。この作品は、片思いというテーマを通して、人間関係や心のつながりを再考させる素晴らしい経験となる。
チケットあるよ〜と友人に誘われ、気になっていた「片思い世界」を遅ればせながら観てきた。
映画館は久しぶりの新宿テアトル。
少しクセがある映画館はやっぱり楽しいな。
平日10時からの上映にも関わらず賑わっていて、盛況ぶりも伺えた。
直接的な内容には触れませんが、以下映画の感想となります。
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あぁ、、片思いってタイトルだけで、勝手に恋愛の映画?と浅はかにも思ってしまったのだけれど、
登場人物のそれぞれの「片想いの世界」が巧みに描かれていて、想像以上に苦しくて、そして想像以上に温かい映画だった。
坂元裕二さんらしい、心を掴まれる台詞も堪能出来たし、広瀬すずちゃん、杉咲花ちゃん、清原果耶ちゃんの3人の掛け合いのスピード感良かったなぁ。緩急のバランスがテンポよく。(この映画の片思いの意味を知るとじわじわくる言葉も多数あり)
私が見逃してしまっている細かい伏線もありそう。
西田尚美の母親役には、涙腺崩壊。
ラジオの声が松田龍平なのも面白かった。
(エンディングで知る)

3人の好きが詰め込まれているであろうお部屋
後半、涙で少し視界がぼやけていたけれど、それも含め片思い世界のセカイに浸る事ができた。
友人と観終わった後感想を言い合えたのも楽しかったな。
お互い前情報なしで観て良かったねぇとか、あのシーンのあれって!?などランチしながらの思ったことをポツポツ言える感想タイム、良きです。
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大人になってから「片思い」という言葉と、随分疎遠になってしまった気がする。
叶わない思いに対して見切りをつけるのが早くなったからかも知れないし、片思いの状態が当たり前になっているからも知れない。
基本的に個人的な思いは一方通行の事が多い。
両思いって恋人、夫婦だからって、ずっと同じ思いが続くわけじゃないし、親子、友人とだってそうだよね。社会や物事への片思いもある。
世界の社会情勢にまで、思いを馳せてみたり。
ミクロからマクロな片思いの世界。
でも、伝えたい気持ちがあること、伝えたい相手がいることはそれだけでとても幸せで尊いことなんだと、この映画を観て思った。
そんな世界を実はみんな生きているのかも。
しばらく片思い世界の余韻に浸りながら、いつもの自分の世界を眺めてみたいと思います。

こちらの映画も近いうちに観たいのです
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