『勝手にふるえてろ』に決定。
松岡茉優がかわいすぎる
松岡茉優さんが初主演した映画。
初恋の脳内彼氏「イチ」と現実の彼「ニ」の間で揺れ動く、絶滅した動物が好きな「よしか」の物語。
もう、とにかくとにかく松岡茉優が、劇的にかわいい。いろんなバージョンの「わたしイチがすき」、街の人たちと会話、表情、とにかくかわいい。そのかわいさに勝手にふるえてるのはわたしです。そんな松岡茉優…いや、よしかが揺れ動く二人も魅力的。
北村匠海演じる「イチ」
こんなん中学生の時に言われたら、忘れられなくなっちゃうよ。
渡辺大知演じる「二」
無邪気さにざわつく…。
感想いろいろ
以前観たときはそんなに思わなかったけど、今回「ニ」にとにかくざわついた。無邪気で、人懐っこくて、体全体で喜びを表現して転げまわる割には妙に現実的なのだ。よしかが安心して好きになるかな?なるかも?という時に限ってジャブ打ってくる感じ。途中途中で、「二のばかぁっ!」とひっぱたきたくなるのはわたしだけだろうか…。それと同時に、ブレなさとまっすぐな視線にクラっ…(く…やられてなるものか…)。
あと、ふせんが…。ふせんが…。
最後の最後に、原作が綿矢りさだと知って、びっくりした。綿矢りさは読んだことなかった。こんな感じの世界観を書く人だったのか!そして、この映画の演出、一体どこまでが文字として描かれていたのか、すごく興味深かった。よしかが歌ってるところとか、原作にあったのかな。(今調べてて気が付いたけど、『私をくいとめて』も綿矢りさだったのか!)
それから、主人公が出会う人々。オカリナ吹く隣人(片桐はいり、ぴったりすぎる!)、長い三つ編みのコンビニ店員(モデルさんなんですね、栁俊太郎)、毎日同じ場所で釣りをするおじさん(古舘寛治、はまり役!)など、こちらも個性的な人がたくさんでたのしい。
ラストシーンについても書きたいけれど、書いちゃうの勿体ない。よしかのまっすぐで純粋で、それゆえのブレーキの利かなさ具合が爽快な脳内ワールドぶっちぎりの映画。
愛も悲しみも苦しみもぶっちぎりだと味わい深いおかしみが出るねぇ。そういう映画、好き。そうして、なんだかんだと書いているうちに、「アンニュイ」な気分は「ニュイっ」くらいの軽やかさに落ち着いたのであった。
他にもおススメ『川っぺりムコリッタ』
こんな感じの味わい深いおかしみに触れる映画、『川っぺりムコリッタ』もおススメ。この映画のことも、そのうち書きたい。(『川っぺりムコリッタ』はNetflixで入ってます)
関係ない?ある?まいっか!「パスカルズ」!
いやー、ちょっとちょっと。
『川っぺりムコリッタ』の映画の予告動画見てたら見つけてしまったよ。『川っぺりムコリッタ』の音楽は、パスカルズ。そのパスカルズの演奏。映画の曲じゃないんだけど(もごもご…)、大好きだったドラマ『凪のお暇』の曲。すごい、こんな風に演奏されてたんだ!かっこいい!『勝手にふるえてろ』と全然関係ないんだけれど、今のわたしの気分とはつながっている!という強引さでのっけます。見てほしい。
22日から書き始めてやっと書けた!相変わらず好きなものを書くと勢いにまかせてまとまりない感じです。「なんか心の声がどんどんでちゃうんだよね」!はっ。でも、よく見たら、よしかかわいい、ニざわつく、くらいしか書いてない。もっといっぱい色々感想あったのに。あららー。そのうち追加で書くかも?
Views: 0