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映画感想文「サスカッチ・サンセット」セリフなし&字幕なし。毛むくじゃらの生き物サスカッチの春夏秋冬を描くsae@映画ソムリエ

🧠 あらすじと概要:

映画「サスカッチ・サンセット」あらすじと要約

あらすじ
「サスカッチ・サンセット」は、北米の森林に生息する未確認生物「サスカッチ」(ビッグフット)の一年間を描く物語です。物語には、親分のような存在のサスカッチと、手下の男性2匹、妊娠中の女性1匹、性別不明の子ども1匹が登場します。映画はセリフも字幕もなく、彼らの行動や表情を通じて物語が進行します。サスカッチたちの生活は、食欲や性欲、排泄等の本能的な欲求があらわにされる様子や、厳しい自然環境での危険にも直面しつつ、最終的には自然の摂理に従う生き方が描かれています。

記事の要約
映画に対する評価は低く、テーマも新鮮味に欠ける印象がありましたが、観てみると意外にも引き込まれたと述べています。サスカッチたちの無邪気な生活や繊細な感情表現が、観客に人間と彼らの生き方を比較させる効果を持っています。最後には、自然に従った真っ当な生き方に対して戸惑いを覚えることもあり、全体として新鮮な体験が得られる作品であったと評価しています。

映画感想文「サスカッチ・サンセット」セリフなし&字幕なし。毛むくじゃらの生き物サスカッチの春夏秋冬を描くsae@映画ソムリエ

sae@映画ソムリエ

2025年5月26日 23:29

評価が低い。テーマも新鮮味ない。何しろ私は予告みて、猿の惑星の二番煎じ?と思ってたくらいだ。なので観るのを躊躇したが、観た結果、最後まで釘付けという、結果であった。サスカッチ(別名ビックフット)と呼ばれる未確認生物、北米の森林に生息する毛むくじゃらの生き物の春夏秋冬の物語。登場するのは、サスカッチ4匹だ。親分みたいなのと、その手下みたいなので性別男が2匹。妊娠してる性別女が1匹、性別不明の子供が1匹。セリフは一切なし。身振り手振りと表情、残りは唸るだけ。よって字幕もなし。じゃあ、こちらは何観るかっていったら、彼らの一挙手一投足に集中せざるを得なくて。そのおかげでいろいろ読みとれた。これもまた88分の尺ならアリだなと思った次第である。そして内容はといえば、性欲、食欲、排泄欲などの人間の本能的な欲求が普通に制御なく露出されてエグい(しかしいずれもあっさり終わり、変ないやらしさはない)。また、過酷な自然の中で知識も知能も少ないため、だいぶ危ない目にもあう。よってみてる方は危なっかしくて、だいぶハラハラする。それでも、何があっても引きずらずに、最終的にはあっけらかんと自然の摂理に従う生き方。それが彼らの生き方であることが幾度も示される。それをみてるうちに、厳しい森林の奥で丸腰で生きる彼らはむしろ(人間たちに比べ)真っ当な生き方をしているようにも見え、戸惑う。最後のオチまで含め、ぐるっと視点をでんぐり返しされるような作品であった。

思ったより悪くない、新鮮な作品である。

sae@映画ソムリエ

年間300本映画館で最新映画見るのが趣味の会社員(ジャンル問わず。ただしホラー除く)。ネタバレなしでおすすめ映画をご紹介します。Amazonアソシエイトに参加中。



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