🧠 あらすじと概要:
あらすじ
『ミッション:インポッシブル3』は、IMF(Impossible Mission Force)のエージェント、イーサン・ハントが、恐るべき敵と対峙しながら、仲間たちとともにミッションを遂行する姿を描いたアクション映画です。彼は新たな脅威に立ち向かうため、過去の経験を活かしながら、巧妙な策略と圧倒的なアクションで危機を乗り越えていきます。
記事の要約
感想文では、映画が一作目と二作目の要素をうまく融合させていると評価されています。特に、緊張感とアクションが絶妙に組み合わさり、過去のファンも楽しめる内容になっていると述べられています。また、IMFの内部に裏切り者がいることが強調され、組織の脆弱性が皮肉に描かれています。映画の展開に引き込まれ、心からキャラクターを応援できる一方で、組織の信頼性について疑問を抱く部分もあり、感想は深い思索を促すものとなっています。最後に、シリーズの今後の展開に期待を寄せています。
1 リブート?
実際、リブートしようという話があったのかは知りません。人気作なので、多分ないのでしょう。
ただ、非常に一作目とニ作目を足したように感じました。1の誰が敵で誰が見方かわからない緊張感と、2のアクションと色気マシマシの雰囲気をうまいことを混ぜ合わせた作品だということです。
監督が今や名作リブートでおなじみJJエイブラムスだからそう思うだけかもしれませんが、2作目でイーサンと恋仲だったナイアが全く出演せず、どこの馬の骨かもわからない女性と結婚までする仲になっていたので、ますますそう思ってしまいます。
ただ、少なからず悪い意味で言っているわけではありません。1と2の良いところを盛り合わせたおかげで、過去作のファンも喜ばせることができますし、そこに新たなるチームものの要素や、畳みかけのどんでん返しとアクションをふりかけることで、これぞハリウッド超大作と言わんばかりの王道映画ができあがっていました。
非常に見ごたえがあり目が離せない展開の連続でしたし、心からイーサンたちを応援することができ、最後は後味よくすっきりと観終わることができました。
2 ざる組織
一作目からイーサンが所属するIMFには裏切り者がいて、今回もまたいました。これはもうはっきりいってざる組織です。裏切り者のせいで毎回困難が訪れ、インポッシブルなミッションをやる羽目になるのです(それを楽しむ映画なんですけどね)。
僕だったらこんな組織の下で働くのは御免ですね。予言というわけではないですが、今後このシリーズは、ますます組織そのものの弱さが露呈していくと思っています。
ミッションインポッシブルを観ていると、スパイかっこいいな、という率直な感想に加えて、国家を守る優秀な人材が集まる秘密組織でさえ、こんなに内部では統一がとれておらず、脆弱なんだな、と組織の難しさを痛感するという感想も抱いてしまいます。
人間が集まる以上、組織にはほころびが生まれるんですかね。社会人になって、会社のルールや社会のルールは絶対だという価値観の押し付けに染まりつつあるこの頃ですが、そのルールとやらは本当に信じ切っていいのでしょうか、というか、周りの社会人は本当にそれを熱心に守っているのでしょうか。疑い深くなっています。これはちょっと危険な思考ですかね。
ミッションインポッシブルを立て続けに観ているせいで、何もかも疑ってかかる癖がつきかけているのは事実です。突然目の前の人間が顔の皮をはいだらどうしよう、なんて。
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リブートされた印象なので、ここから新たなるミッションインポッシブルが始まること間違いなしです。
早速4作目を観ることにしましょう。
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